打撃のさらなる強化で頂点目指す 九州国際大付・野田主将「嬉しい気持ちで高ぶらないように」
野田 海人主将(九州国際大付)
28日、第94回選抜高等学校野球大会の出場校が発表され、九州国際大付(福岡)の11年ぶり3回目の出場が決まった。
野田 海人主将(2年)は「自分の中でも、野球を始めた時からの目標だったので、素直に嬉しい気持ちでいっぱいです。まだ実感は湧いていませんが、嬉しい気持ちで高ぶらないように、甲子園までしっかり調整したいと思います」と語り、喜びをかみしめた。
昨秋は、強力打線を武器に秋季九州地区大会優勝を果たし、明治神宮大会でもベスト4進出。核弾頭の黒田 義信外野手(2年)や1年生スラッガーの佐倉 俠史朗内野手、また守備面でもエース左腕の香西 一希投手(2年)を軸に、九州大会の全4試合を通じて無失策と攻守でバランスの取れた布陣となっている。
野田は「持ち味は打力」としつつも、センバツに向けて更なる打力強化を誓う。秋季九州地区大会では、4試合で43得点と圧倒的な打力で勝ち上がっていったが、明治神宮大会では準決勝で大阪桐蔭と対戦し、2対9と打力で押し負けた。
センバツに向けて野田は「大阪桐蔭高校さんは、自分たちより打力が上でした。この冬は下半身強化を中心に追い込んできたので、しっかりと見せたいと思います。一番の目標は優勝することなので、チームのみんなや監督さんへの感謝の気持ちを忘れず、一日一日を取り組んでいきたいと思います」と強い思いを口にした。