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積雪量150センチ超え 吉報待つ豪雪地帯の実力校・只見の2枚看板に期待

2022.01.27

積雪量150センチ超え 吉報待つ豪雪地帯の実力校・只見の2枚看板に期待 | 高校野球ドットコム
酒井悠来(只見)

 28日、第94回選抜高校野球大会(3月18日開幕、[stadium]阪神甲子園球場[/stadium])に出場する全32校の顔ぶれが決定する。秋季大会の結果などを考慮した上で、全国各地からチームが選出される。そのなかでも毎年注目を集めるのが、21世紀枠の3校だ。

 2022年の東北地区の21世紀枠推薦校へ選出されたのは福島県・只見
 昨年、秋季福島県大会は粘り強い試合運びでベスト8という結果を残した。チームとして初となる8強入りだが、大車輪となる活躍をみせたのは、酒井悠来(2年)と室井莉空(2年)の2人の投手だ。

 酒井は県大会全試合で先発起用された。その酒井からバトンを受け継いで室井はリリーフで登板。2人を中心とした継投策で県大会を勝ち抜き、ベスト8まで勝ち進んだ。

 特に室井に関しては打者としても活躍しており、3回戦の相馬東戦と4回戦の会津学鳳戦では長打も記録している。投打で高い能力を持つ逸材としてチームをけん引するキーマンだ。

 学校は福島県南会津郡只見町に校舎を構え、豪雪地帯に学校がある。校舎から車で5分の所にはスキー場もあるほどで、2022年もすでに気象庁の観測で積雪量は150センチを超えている。

 雪国から甲子園へ。28日は歓喜の瞬間がやってくるのか。

[page_break:只見の秋季大会 戦歴]

<昨年秋季福島県大会>
準々決勝:いわき光洋 0対6
4回戦:会津学鳳 7対5
3回戦:相馬東 7対6
2回戦:白河旭 2対1

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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