昨秋の関東大会で優勝した明秀日立明秀日立といえば、関東大会3試合で25得点、4本塁打の強打が魅力のチームだが、守備にも力を入れている。内野手、外野手ともに送球が強く、ハイレベル。特に内野手はしっかりと鍛えられているが、その秘密は「十字のボール回し」にある。

 このボール回しはたとえば、二塁手だったら、本塁へ、三塁手だったら、一塁と、正対する方向へ走る。
イメージはこの通り、
(一塁手 ⇔ 三塁手)
(二塁手 ⇔ 捕手)
 走りながら、横から来たボールを受け取って、正対する選手へ投げる。たとえば二塁ベースにいる選手がマウンドまで走り、三塁手から投げたボールを受けて追って、スナップスローで本塁へ返す。このボール回しのポイントは、足の動きを止めることなく、送球することがポイントだ。

 練習中では、ただ正対した方向へ投げるだけではなく、三塁からボールを受け取ったら、二塁へ。二塁からボールを受け取ったら、一塁へ送球と時計回りで投げていくメニューもあり、ミックスをしていく。

 野球において走りながらボールを受け取り、送球するのは至難の業。明秀日立の選手たちはこのボール回しでも動きが実にスピーディ。この練習によって内野手に必要な動作を身につけていく。この十字のボール回しは、明秀日立グラウンドに訪れる野球関係者からは絶賛の練習法だそうで、キャッチボールを大事にする金沢監督もオススメの練習法と薦める。

 高校野球ドットコムの動画チャンネルでは、その十字のボール回しを公開中。プレイヤー、指導者必見の内容だ。

(動画を見る)