清宮の1学年上の投手が徳島インディゴソックスへ。アメフト経由で技巧派から150キロ右腕へ転身
吉村優投手
徳島インディゴソックス(独立リーグ・四国アイランドリーグPlus)は10日、最速150キロ右腕・吉村 優投手(早稲田実業出身)が特別合格となったことを発表した。
早稲田実時代、2年生夏に甲子園ベスト4進出を果たすと、3年生夏ではエースナンバーを背負ってプレー。西東京大会ベスト8に終わったが、名門校のエースとして活躍。当時はコントロールが良い技巧派だった。
ただ早稲田大へ進学すると、野球から一度離れ、アメリカンフットボールの界へ進む。3年生の時に全国大会決勝戦の舞台でプレーするなど、アメフトの世界でも第一線で活躍すると、大学卒業後はクラブチーム・REVENGE99に入団し、ストレートの球速は150キロに到達。高校時代から大きくモデルチェンジした姿となってNPBに挑戦しようとしている。
人生でも初めてともいえる野球漬けの生活に「楽しみです」と話しつつ、「NPB選手になるという目標に近いチームへ入団出来ることへのワクワクした気持ちもあります」と語る。
徳島インディゴソックスは、育成ではあるものの2021年のドラフトでも指名を受け、現在9年連続でNPBへ選手を輩出しているチームとしても有名だ。
吉村投手も「強いだけではなく、NPB選手も多く出されている」とチームの印象を話しており、強さと育成が両立していると感じているようだ。
マルチスポーツの先駆者として、目指すNPBの世界へ。150キロ右腕の新たな挑戦に注目だ。
<徳島>
日隈モンテル投手(金光大阪出身)
仲條温人投手(横芝敬愛出身)
山崎正義投手(都立紅葉川出身)
池戸昇太投手(美濃加茂出身)
石川槙貴投手(鹿児島城西出身)
藤原直也投手(啓新出身)
小林亜由良投手(埼玉平成出身)
鈴木貫太朗投手(皇學館出身)
和泉椋麻投手(桜ケ丘出身)
森弘樹投手(相原出身)
小松京祐捕手(高知中央出身)
北村辰輝捕手(有明出身)
足立駿内野手(大分出身)
茶野篤政内野手(中京出身)
井上絢登外野手(久留米商出身)