根尾、石川ら期待の若手輩出 中日ドラゴンズジュニアからプロになった8人の逸材
石川昂弥内野手と根尾昂内野手
30日、NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2021が閉幕。優勝は強打を武器に勝ち上がった中日ドラゴンズジュニアになった。4年ぶり4度目の優勝となり、神宮のマウンドに歓喜の輪が出来た。
今回の大会に参加した選手たちは中学野球以降、注目される存在となることは間違いないが、今回は優勝した中日ドラゴンズジュニアからNPBの世界へ飛び込んでいった選手たちの顔ぶれを見ていきたい。
秋のドラフトで指名を受けた県立岐阜商・高木翔斗捕手は、2015年のメンバー。その時も決勝戦まで勝ち進み、見事栄冠を勝ち取っている。県立岐阜商時代は大型捕手として注目を集めたが、プロの世界で大成するか。
1学年先輩では、現在中日に在籍する高橋宏斗投手(中京大中京出身)とオリックス・元謙太外野手(岐阜中京出身)の2人がプロの世界へ進んでいる。1年目はともに2軍で研鑽を重ねてきたが、2年目はどういったシーズンを迎えるのか。
そして2012年は根尾昂内野手(大阪桐蔭出身)、2013年は石川昂弥内野手(東邦出身)と、注目の若竜たちが在籍していた。
2人とも全国屈指の強豪で早くから主力として活躍し、選抜優勝投手も経験。U-18代表にも選ばれるなど、輝かしい実績を残してドラフト1位で地元球団に帰ってきた。ここまで1軍の試合で大きな実績を残せてはいないが、期待は大きい。2022年こそ飛躍の年となるか注目だ。
2011年はDeNAにいる池谷蒼大投手(静岡高出身)がいるが、2010年には今オフに戦力外となった日本ハム・今井順之助内野手(岐阜中京出身)。そして2008年のメンバーには木村聡司内野手(常葉橘出身)がいた。
将来に期待を寄せられている若手選手。戦力外の厳しい現実を突きつけられた選手と、過去の中日ドラゴンズジュニア出身は様々な選手がいるが、今回優勝したメンバーから1人でも上の世界まで続け、プロ入りまでたどり着くことを願いたい。
<2010年>
今井順之助内野手(岐阜中京出身)
⇒日本ハム
<2014年>
元 謙太外野手(岐阜中京出身)
⇒オリックス
高橋 宏斗投手(中京大中京出身)
⇒中日