2021年も大晦日を迎えた。新型コロナウイルスと闘いながら大会を開催してきたが、中学野球界も創意工夫を重ねながら大会運営に努めてきた。そんな中学野球を主に取材してきた編集部・栗崎 祐太朗が現地で見つけた逸材たちを振り返りながら、2021年を総括したい。

 今回は野手、投手それぞれ3人ずつを紹介。まずは野手から見ていくと、愛知県を活動拠点とする愛知港ボーイズで、通算50本塁打のラマル・ギービン・ラタナヤケ。さらに東海中央ボーイズで、過去に中日ジュニアを経験した岡江伸英の大砲2枚が挙がってくる。

 ともに長打力、強さのある選手という印象だが、「早熟ではない先天的な柔らかさも兼ね備えているので、高校野球でも、大砲として活躍すると思います」と大きな期待が持てるスーパースラッガーだ。

 最後の1人は府中広島2000に所属する木村 海達。春夏でヤングリーグの日本一に導く活躍を見せる経験豊富な捕手であり、打てば通算18本塁打をマークする実力もある。何より人間性も魅力的な選手であること他の選手にはなかった木村の強みだ。高校野球の世界でも強みを活かしてほしいところだ。

 そして投手では左投手2人、右投手1人を紹介。
 まずは湘南ボーイズ・藤田 琉生投手、神戸中央シニアの安福拓海投手の2人だ。どちらも「完成度が高いだけではなく、スケールも大きい」と将来性ある好投手に期待を寄せる。

 唯一の右投手は宮城仙北ボーイズの紺野 凌生投手をピックアップ。以前の取材では170センチ台だった身長も、現在は180センチまで伸びた。元々、スケールの大きい投手だったが、この1年で順調に成長してきた。高校野球での活躍も非常に楽しみなところだ。

 今回は特に印象的だった選手を6名紹介したが、2021年は数多くの選手を紹介してきた。2022年も引き続きスーパー中学生を多く取り上げていく予定だ。

(動画を見る)