20年のドラ1候補と騒がれた山崎伊織(巨人)は22年、実戦復帰する日は訪れるか?
高校時代の山崎 伊織(明石商)
巨人の期待の若手候補として山崎伊織(明石商出身)の名前が挙がる。明石商時代、当時のエースは日本生命に在籍している吉高 壯だった。この投手がすごくて、最終学年には立ち上がりから中盤にかけて130キロ後半の速球、緩急自在の投球をする投手で、9回になると最後の力を振り絞って、140キロ台連発の速球、フォークで圧倒するという高校生レベルを超えた実戦型投手だった。
山崎も140キロを超えていたものの、制球力や実戦力に課題を抱え、また故障もあり、あまり活躍はできなかった。東海大では3年生からブレイク。大学選手権で150キロ台の速球を連発し、スカウトの間では「20年のドラフト1位」と騒がれたほど。トミー・ジョン手術することとなっても、巨人2位指名を受けるのだから、相当期待をされている。
まだ慎重な練習が続いているが、実戦登板する時期が訪れれば、また大器の片鱗を見せてくれるに違いない。22年は焦らず、じっくりと階段を昇ることを期待したい。
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