東都大学野球1部リーグに所属する日本大。2021年は、2部で春季リーグを迎えたが、優勝を果たして入れ替え戦へ。立正大、東洋大との三つ巴の入れ替え戦で2連勝を飾り、1部へ返り咲いた。秋季リーグでは悔しい5位に沈んだが、片岡監督の就任1年目は名門復活への足掛かりとなる結果となった。その新たな歴史のきっかけを作った4年生たちの進路が発表された。

 4年生在籍29名中17名が、社会人でも野球を継続することになった。特に14名が硬式野球を継続するが、これまでの学生野球と違い企業から選ばれなければ入部することができないことを考えれば、半数近くが継続するのは素晴らしいことである。

 硬式では、エース赤星 優志投手がドラフト3位指名で巨人への入団が決まった。その赤星とともにプロ志望を提出していた主将の峯村 貴希内野手は強豪・Hondaへの入部が決定。さらに主力投手で活躍した市川 睦投手はJR東日本へ進む。2年後のドラフト指名へ、鍛錬を重ねることになる。

 他には津高 弘樹投手がJR東日本東北へ進むなど地方のチームへ行く選手もいるが、柿澤 海大投手と熊田 稜投手の2人は独立リーグへ挑戦するなど、春からは様々な場所で14名が硬式を継続する。

 軟式では石川 水都投手、黒澤 駿太捕手が市役所の軟式チーム。若宮 颯内野手は地元・石川の小松マテーレに就職して、軟式野球を継続する。野球を継続する17名の選手たちが、それぞれの所属先で活躍を見せてくれることを期待したい。

 一方で大学野球をもって12名が引退することになるが、市役所勤務などとなっている。日本大での4年間の経験を社会の世界で発揮してほしい。