神宮大会をはじめスーパー1年生の活躍が目立った2021年の高校野球界。新2年生になれば、よりチームの中心選手として期待が大きくなることが予想される。そのなかでもどんな活躍を見せてくれるか今から非常に楽しみだが、今回は2021年3月に高校野球ドットコムが紹介した中学球児から厳選した17人の野手の現在を振り返っていきたい。

 現在地を振り返る前に、3月時点で紹介した17人の顔ぶれをおさらいしたい。

修徳中 齋藤 敏哉内野手
中本牧シニア 小川 大地内野手
世田谷西シニア 小竹 遥斗捕手
世田谷西シニア 延末 藍太内野手
世田谷西シニア 青山 達史外野手
オセアン横浜ヤング 緒方 漣内野手
浦和シニア 本田 凌太捕手
佐倉シニア 及川 将吾内野手
戸塚シニア 松本 ジョセフ内野手
狭山西武ボーイズ 小野 勝利内野手
武蔵狭山ボーイズ 山内 教輔内野手
東広島ボーイズ 内田 瑛斗内野手
筑後サザンホークス 江口 翔人内野手
飯塚ボーイズ 中尾 湊内野手
熊本北部シニア 田上 夏衣内野手
熊本泗水ボーイズ 百崎 蒼生内野手
八幡南ボーイズ 一ノ瀬 颯捕手

 最もインパクトを残しているのは、横浜へ進学した緒方だろう。初戦の広島新庄戦で、史上初となる1年生のサヨナラホームランを放つなど、甲子園期間中は積極的な打撃で名門・横浜の1番打者として活躍した。その緒方とともに横浜で奮闘する小野は、夏から緒方とともにベンチ入り。甲子園では代打で出場する機会もあり、新チームからは着実に経験を積んでいる。緒方とともに横浜を引っ張っていけるか楽しみだ。

 そんな緒方たちのいる横浜のライバル・東海大相模で活躍する百崎は、この中であればトップクラスの活躍だといっていいだろう。178センチ73キロの体格ではあるが、軽やかなフットワークで打球を捌ける守備力。打撃では中軸を任される実力があり、大型遊撃手として2023年世代をけん引する可能性が大いにある逸材として今後も楽しみだ。

 さらに智辯和歌山へ入学した青山や、夏の甲子園でスタメン出場を経験した西日本短大附・江口は一歩リードしているような状況。他には東海大相模でベンチ入りをしている山内と及川。さらに仙台育英へ進んだ斎藤。そして神宮大会で優勝を果たした大阪桐蔭で鍛錬を重ねる小川、準優勝した広陵の中尾、田上の2人などが着々と腕を磨いている。

 神宮大会を通じて花巻東佐々木 麟太郎内野手の活躍を皮切りに、注目が集まっている2023年世代。この中からも、世代の顔となりうる選手が現れてくることを楽しみにしたい。