【動画】春夏合わせて59回の甲子園出場 名門・県立岐阜商の2021年は節目の年に
今も昔も岐阜の高校野球をけん引する存在として先頭を走る県立岐阜商。春夏合わせて59回の甲子園出場実績がある伝統校としても有名で、2021年は春夏連続で甲子園出場。上位進出には至らなかったが、2018年に同校OBにしてアマチュア野球界屈指の名将として知られる鍛治舎巧監督就任して以降は、勢いを取り戻しつつある。
<鍛治舎監督就任後の戦績>
・2018年
春季大会:3位
岐阜大会:3回戦敗退
秋季大会:ベスト4
・2019年
春季大会:準優勝(東海大会ベスト4)
岐阜大会:ベスト8
秋季大会:優勝(東海大会準優勝)
・2020年
春季大会:中止
岐阜大会:不戦敗
秋季大会:優勝(東海大会準優勝)
センバツ:中止
甲子園交流試合:敗北
・2021年
春季大会:ベスト8
岐阜大会:優勝
秋季大会:ベスト4
センバツ:初戦敗退
甲子園:初戦敗退
就任した2018年からの戦績を振り返ると、2018年の秋季大会を境に県内で安定した力を発揮。東海大会でも上位進出が続く。特に2021年は3年生に大型捕手・高木翔斗、エース・野崎慎裕のバッテリーが安定感抜群だった。
その髙木は秋のドラフト会議で広島から指名を受けてプロ入り。鍛治舎監督が県立岐阜商を指導し始めて、初のプロ野球選手となった。そんな鍛治舎監督の指導方針や、髙木など2021年の県立岐阜商の主力選手たちの練習模様が収められた動画が、再生回数が50万回を超えて高校野球ドットコムの動画年間ランキングで2位に入った。そうした点からも、この1年間注目を集めていたチームであることは間違いない。2022年も躍進に注目したい。