四国の怪物・浅野翔吾(高松商)が 記録会でロングティー110M!新記録で存在感示す!
浅野翔吾(高松商)
香川県高等学校野球連盟はさる12月18日(土)、香川県丸亀市の[stadium]レクザムボールパーク丸亀[/stadium]において遠投・ベース1周走・ロングティー・チーム対抗リレー<350m×3人>の4種目からなる「第2回スタジアムレコード記録会」を開催した。
これは県内高校野球部1、2年生を対象に昨年よりスタートしたもので、四国内では徳島県高野連主催の「徳島県高等学校野球体力・技術研修会」<2012年記事 >高知県高野連主催の「高知県高等学校野球駅伝大会」<2019年記事・映像>に続く、オフシーズンにおける高校球児モチベーションアップ企画となっている。
そして、今年の主役だったのはやはりこの人。現在高校通算44本塁打、うち秋季県大会以降に本格的に取り組んだ左打席で3本塁打を放っている高松商の「怪物」浅野 翔吾である。
2種目にエントリーした浅野はロングティー部門で昨年、下河 飛鴻(香川中央3年)がマークした102mを大きく上回る110mで1位を獲得。ベース1周走でも「三塁ベースを回ったところで前日の雨でぬかるんでいたグラウンドに足を取られて転倒していなければ、確実にベスト記録を出していた」(関係者・談)快足を披露した。
今秋は県大会準々決勝で英明に敗れ、2季連続の甲子園は逃してしまった高松商。高卒ドラフト上位指名ばかりでなく、主将として聖地への頂を目指す浅野にとって、冬のタイトル獲得は、この上ない弾みになったことだろう。
なお、各種目のベスト5は以下の通りとなっている。
<遠投>
1位 116m 志度 旭飛(高松中央2年・遊撃手・右投両打・172センチ62キロ・高松市立勝賀中出身)
2位 115m 片岡 憧斗(大手前高松2年・投手・右投左打・178センチ70キロ・小豆島町立小豆島中出身)
3位 114m 新鞍 護(志度1年・投手・右投右打・173センチ84キロ・東かがわリトルシニア出身)
4位 110m 北谷 一晴(藤井2年・投手・右投右打・181センチ78キロ・生光学園中ヤング<徳島>出身)
5位 109m 多田 陸人(高松北2年・投手・右投右打・172センチ67キロ・香川県立高松北中出身)
5位 109m 渡辺 升翔(高松商2年・二塁手・右投右打・162センチ60キロ・高松ボーイズ出身)
<ベース1周走>
1位 14秒40 髙谷 祈良(琴平2年主将・遊撃手・右投右打・167センチ57キロ・高松市立香東中出身)
2位 14秒60 椎名 大弥(尽誠学園2年・外野手・右投右打・171センチ59キロ・藤井寺ボーイズ<大阪>出身)
3位 14秒65 目黒 矢晃(大手前高松・中堅手・左投左打・172センチ67キロ・高松リトルシニア出身)
4位 14秒81 鎌田 章太(藤井2年・二塁手・右投左打・172センチ68キロ・藤井中出身)
5位 14秒87 佐藤 春吏(四国学院大香川西2年・中堅手・右投右打・170センチ73キロ・大阪ニューヤング<大阪>出身)
5位 14秒87 福吉 陽輝(尽誠学園1年・中堅手・右投左打・171センチ61キロ・ヤング神戸須磨クラブ<兵庫>出身)
<ロングティー>
1位 110m 浅野 翔吾(高松商2年主将・中堅手・右投両打・171センチ85キロ・高松市立屋島中出身)
2位 102m 佐々原 颯太郎(藤井2年主将・一塁手・右投左打・180センチ106キロ・藤井中出身)
3位 100m 阿佐 宥利(尽誠学園1年・外野手・右投左打・178センチ83キロ・大阪東ボーイズ<大阪>出身)
4位 99m 多田 海輝(高松西2年)
5位 98m 本田 倫太郎(高松商2年・一塁手・右投右打・172センチ92キロ・東かがわリトルシニア出身)
<チーム対抗リレー>
1位 2分49秒 高松商
*井櫻 悠人(2年・右翼手)、林 息吹(2年・左翼手)・渡辺 和大(2年・投手)
2位 2分51秒 英明
*石原 虎次朗(2年・右翼手)、逢澤 杏哉(2年・中堅手)、徳永 光希(2年・二塁手)
3位 2分52秒 大手前高松
*堤 智也(2年)、片岡 憧斗(2年)、安野 礼珠(2年)
3位 2分52秒 四国学院大香川西
*青木 颯音(2年・外野手)、遠藤 大河(2年)、佐藤 海吏(2年・中堅手)
3位 2分52秒 尽誠学園
*仲村 浩佑(2年主将・中堅手)、松村 憧呂(1年・遊撃手)、北嶋 颯星(2年)
(記事:寺下 友徳)