東海大菅生は2季連続出場、國學院久我山はセンバツ濃厚!2021年東京都の上位進出校一覧
37年ぶりに秋の東京を制し笑顔で記念撮影をする國學院久我山ナイン
高校野球界は12月1日からアウトオブシーズンに入った。来年3月5日まで対外試合が禁止となり、多くのチームがオフシーズンの強化練習を行っているだろう。この夏、東京からは二松学舎大附(東東京)、東海大菅生(西東京)が甲子園出場を果たし、聖地で躍動した。秋は國學院久我山が37年ぶりに頂点に立ち、来春センバツ出場を濃厚としている。そのほか今年、東京都で行われた公式戦の上位進出校は以下の通り。
<春季東京都大会>【トーナメント表】
優勝:関東一
準優勝:日大三
ベスト4:二松学舎大附、東海大菅生
ベスト8:八王子、國學院久我山、大森学園、明大中野八王子
<第103回東東京大会>【トーナメント表】
優勝:二松学舎大附
準優勝:関東一
ベスト4:修徳、帝京
ベスト8:淑徳、芝、都立小山台、東亜学園
<第103回西東京大会>【トーナメント表】
優勝:東海大菅生
準優勝:國學院久我山
ベスト4:日大三、世田谷学園
ベスト8:創価、明大中野八王子、駒大高、都立狛江
<秋季東京都大会>【トーナメント表】
優勝:國學院久我山
準優勝:二松学舎大附
ベスト4:日大三、関東一
ベスト8:都立狛江、修徳、帝京、東海大菅生
春は関東一が東海大菅生、日大三などを破って優勝した。エース市川祐投手(3年)が進化を遂げ、関東大会でも準優勝を果たした。夏の選手権大会は東海大菅生が2季連続の甲子園出場を果たす。甲子園では初戦で大阪桐蔭と降雨の中、激戦を繰り広げた。二松学舎大附はロッテに4位指名を受けたエース秋山正雲投手(3年)が3年ぶり4度目の夏甲子園出場へ牽引。初戦の西日本短大附(福岡)戦では、完封勝利を記録した。
そして秋は國學院久我山の37年ぶり優勝で幕を閉じた。1番・齋藤 誠賢外野手(2年)、3番・上田 太陽内野手(2年)、5番・下川邊 隼人内野手(2年)は前チームから主軸として、夏の準優勝を経験していた。都大会で抜群の安定感を誇った渡邉 建伸投手(2年)が成長し、明治神宮大会ではエースナンバーを背負った。先日、イチロー氏が訪問し指導が行われたことでも話題を呼び、来年春以降の躍進にも期待がかかる。