<都市対抗野球:NTT東日本4-1トヨタ自動車>◇2日◇1回戦◇東京ドーム

 12月2日、都市対抗5日目、NTT東日本は名門・トヨタ自動車と対戦。4対1で勝利し、北海道日本ハムから9位指名を受けた上川畑 大悟は3打数1安打1犠打と結果を残した。

 渋い役回りだが、存在感は抜群だ。常に周りに気配りをしながら声をかけ、相手打者に応じてポジショニングを変え、二塁・丸山 雅史星稜出身)と連携をとりながら、声をかける。上川畑の持ち味は守備だが、最も発揮されたのは9回表。先頭打者を許し、嫌な雰囲気。続く打者は三遊間へ鋭い打球。これを上川畑は逆シングルで捕球し、体を切り返し二塁へ送球。二塁・丸山も一塁へ送球し、併殺を完成させた。

 上川畑の素早い処理もそうだが、丸山の守備力の高さも光ったワンシーンだった。6回裏、犠打をしっかりと決め、ガッツポーズをする姿が印象的だった。

 今年の北海道日本ハムのドラフト指名選手の中では、大人な選手。有薗 直輝千葉学芸)などスラッガーが多く、現在の北海道日本ハムの若手の中にもポテンシャルが高く、勢いのある選手が多いが、状況を読んで最善のプレーができる守備型遊撃手はチーム構想から考えればハマっている選手である。

 社会人最後の大会ではどこまで活躍できるか注目だ。