2021年10月11日(月)に東京都内のホテルで開催された「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」で阪神タイガース1巡目指名を受けた高知高3年・森木 大智(もりきだいち・投手・184センチ90キロ・右投右打・土佐市立蓮池小<ソフトボール・蓮池ホワイトシャーク→軟式・高岡第二イーグルス>→高知中出身)が11月23日(火・祝)、高知県高知市内のホテルおいて球団と仮契約交渉を行い、契約金1億円・年俸1,200万円(いずれも推定)で合意した。

 仮契約交渉冒頭には阪神タイガースの永吉 和也・編成ディレクターと山本 宣史・担当スカウトに対し「今も週3回はブルペンに入っています」と明快に現状を説明していた森木 大智投手。交渉終了後の記者会見でも「すごく期待が表れた評価を頂いた。1年目から活躍するのは難しいかもしれないが、2~3年目で球団の勝利に貢献できるように地道にやっていきたい」と、謙虚な中に最速154キロのストレート、140キロを超えるカットボール、130キロ後半のスライダーの軌道と同じく力強さを込めた意気込みを述べた。

 また、色紙には「日本を代表する選手」とあえて数値を記入せず。その真意を問われると「自分の武器はストレート。ストレートを上げ、自分の理想であるどんな相手にも『森木ならムリ』と思わせるような存在、分かっていても打てないストレートを投げていきたい」と近未来像を掲げた上で、今季すべての部門で圧倒的な成績を残した山本 由伸(都城高~オリックス・バファローズ)のように「勝てる投手」への志向、加えて「プロ野球の中で一番いい投手が取れる賞だし、獲れれば自信が付く」(森木)沢村賞を目指すことを明言している。

 なお、森木投手は今後11月下旬のメディカルチェック、12月中旬・大阪市内での新入団選手会見を経て、2022年1月上旬、選手寮「虎風荘」入寮・新人合同自主トレーニングでプロへの第一歩を踏み出す予定。「小さい時から育って誇らしく思っているし、高知県を盛り上げたいと思っている」南国土佐を後にして「虎の剛腕」を目指す彼の今後に大いなる期待をかけたい。

(記事=寺下友徳)