【選手名鑑】大会通算300号スラッガーやスーパー1年など、来年も楽しみな広陵の主力選手たち
左から川瀬 虎太朗、真鍋 彗、内海 優太、森山 陽一朗
25日、明治神宮野球大会は大阪桐蔭の初優勝で幕を下ろした。決勝で対戦した中国地区代表・広島広陵は、チームとして、そして中国地区としても初めての頂点を目指したが、あと一歩届かなかった。
しかし、今大会は大型右腕・森山 陽一朗は全試合で先発し、角度をつけたストレートと縦系の変化球を駆使した巧な投球で、神宮の地を沸かせた。さらにリリーフではあるものの、岡山 勇斗と松林 幸紀も好投を見せて存在感を発揮した。
打線を振り返っていくと、大会前から注目されたスラッガー・真鍋 慧は、準決勝・花巻東戦でホームランを打つなど大会打率.533をマークした。また、高校の部で通算300号となるホームランを放った内海優太も、大会打率.308と中軸として結果を残した。
広島県大会では3位で終わったが、中国大会を制し、神宮大会では3試合22得点、秋季県大会から振り返れば、12試合82得点の攻撃力を発揮した広島広陵。来春以降も投打で高いポテンシャルを秘めたタレント集団の戦いぶりから目が離せない。
【ベンチ入り選手】
1番 森山 陽一朗(2年)投手
2番 大山 陽生(2年)捕手
3番 真鍋 慧(1年)一塁
4番 松下 水音(1年)二塁
5番 背戸川内 晴哉(2年)三塁
6番 川瀬 虎太朗(2年)遊撃
7番 小林 隼翔(1年)左翼
8番 中川 将心(2年)中堅
9番 内海 優太(2年)右翼
10番 岡山 勇斗(1年)投手
11番 松林 幸紀(2年)投手
12番 松田 啓杜(2年)捕手
13番 田上 夏衣(1年)外野手
14番 谷本 颯太(1年)内野手
15番 中尾 湊(1年)内野手
16番 執行 愛矢(2年)外野手
17番 岩崎 遼(2年)内野手
18番 竹村 春希(2年)内野手