明豊はじめ、60年ぶりの出場など話題満載 九州大会は11月6日開幕
佐倉 侠史朗(九州国際大附)、大野 稼頭央(大島)、盛島 稜大(興南)
来年センバツ出場の選考について、参考資料となる秋季九州地区大会が11月6日に開催される。このほど、福岡で代表校が決定し参加16校で出揃った。
例年なら九州地区からは4校がセンバツに選出されるため、準決勝進出がセンバツ当確ということになる。2勝して4強に入るチームはどこなのか。各県2チームの顔ぶれは以下の通りだ。
★福岡県
九州国際大附
福岡第一
★長崎
長崎海星
長崎日大
★鹿児島
鹿児島大島
鹿児島城西
今年のセンバツ準優勝の明豊が優勝候補筆頭だろう。8年連続の出場で、2年ぶりの優勝、4年連続のベスト4入りを狙う。その他、各県の強豪が名を連ねているが、宮崎県の小林秀峰が初優勝で九州大会初出場、離島勢初の県優勝を果たした鹿児島大島が話題となっている。さらに佐賀準優勝の有田工は60年ぶりの九州大会出場とこちらも目が離せない。
この3校に加え、佐賀商、大分舞鶴、熊本工、前原の計7校が公立校。約半分を占める公立校がどこまで私学勢に対抗できるかも注目となる。
運命の抽選は29日に予定されている。
(文=浦田 由紀夫)