【四国】明徳義塾の四国での強さは半端ない・23日四国地区大会開幕<23日の試合・トーナメント表>
吉村 優聖歩(明徳義塾)
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今夏甲子園で8強に進んだ明徳義塾(高知)。全国でも有数の強豪校だが、四国での成績はすさまじいものがある。今年も来年センバツ選考の参考資料となる秋季四国地区大会が23日から始まるが、今夏甲子園でもマウンドを経験した吉村 優聖歩投手(2年)を中心に、当然優勝候補として名前が挙がっている。
過去の秋季四国大会の成績を調べてみた。
優勝11回は高知のチームとしてはもちろん、今年で74回を迎える大会最多の優勝回数を誇る。過去の大会の優勝回数ランキングは次の通り。
1位 11回 明徳義塾(高知) 11回
2位 9回 高松商(香川)
3位 7回 高知商(高知)
4位 6回 徳島商(徳島)高知(高知)
6位 5回 今治西(愛媛)
7位 4回 土佐(高知)
8位 3回 鳴門(徳島)尽誠学園(香川)松山商(愛媛)
11位 2回 池田(徳島)丸亀城西(香川)西条(愛媛)
14位 1回 鳴門第一、小松島(徳島)英明、坂出商(香川)済美、新田、新居浜商、川之江、宇和島東(愛媛)
初優勝は1984年で、現在2連覇中。過去の連覇は1997、98年、2016、17年に次いで今回が3度目だが、3連覇は一度もない。今大会で3連覇を達成すると初となる。
優勝回数だけでなく、明徳義塾はコンスタントに強い。過去10年で四国大会で4強に入ったのが8度。優勝4回で準優勝が1回である。
秋の新チームで最初の地区大会。経験が少ない選手が多い中で成績を挙げるのが難しい秋季大会で、これだけ成績を収めるのは、選手数の多さ、層の厚さだけでなく、体系的な指導のたまものでもあると思う。夏甲子園にピークをもっていく強豪校ならではの難しさにも、しっかりと対応できてるということだろう。
(記事:浦田 由紀夫)
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■大会日程・結果
第74回 秋季四国地区高等学校野球大会
■10月23日の試合