オオタニ母校・花巻東の怪童!1年生の佐々木監督長男・麟太郎が驚異の47号
高校通算47号を放った佐々木麟太郎(花巻東)
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秋季東北地区大会2回戦が21日行われ、花巻東の1年生スラッガーが、チームを勝利に導くアーチをかかげた。
3対0とリードして迎えた4回だ。3番佐々木麟太郎一塁手(1年)が二死二塁、カウント2-1からの4球目をたたくと、打球は左中間へ。チームの8強入りを決定づける特大の2ランを放って見せた。
「良い形で打てて良かったです。打ったのは外角高めです。本塁打は意識せず、強い打球、ライナーを意識した。その延長で入った本塁打だと思います」
佐々木洋監督の長男で、1年生ながら、これで高校通算47本目。3番に座って中軸を任されている理由が分かる。
「(佐々木洋)監督さんからこの球場は風が影響するので、風の方向を見ながら強い当たりを打っていきなさいという言葉をいただいたので、それに貢献することができた」と、父でもある指揮官のアドバイスを忠実に守って笑みを浮かべた。
今夏は決勝で盛岡大附に敗れて、甲子園への道を断たれた。次は自分の番だと気合も入っている。「(打順の)3番、4番がカギになる。そこに立たせてもらって、自分が打ってやるんだという気持ち。夏の悔しさを経験して、秋は絶対に優勝して、春のセンバツを勝ち取るという気持ち。それを切らさず、次の試合へ向けて準備したい」と意気込む。
1年生の秋の時点で47本目。これから来年、再来年の夏までの間に、どこまで本塁打を量産させるのか。メジャーエンゼルスで活躍する大谷翔平の母校から、またとんでもない「大物」が誕生する予感がする。
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■大会日程・結果
第74回 秋季東北地区高等学校野球大会
■10月21日の試合
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