【東北】仙台育英が盛岡大附撃破、青森山田サヨナラ勝ち<21日の結果・トーナメント表>
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来年センバツ出場選考の参考資料となる秋季東北地区大会は21日、2回戦6試合を行った。
宮城県10連覇で乗り込んだ仙台育英が、7対4で今夏甲子園に出場した盛岡大附(岩手)を下して初戦を突破した。3回に1点を先制されたが、その裏に3番岡田 大成の勝ち越し適時打を含めて3点を挙げると、4回にはスクイズなどで2点を追加。5、6回も1点ずつを加えて相手に主導権を与えなかった。
盛岡大附は、6回に3番船生 裕斗がソロ、9回に4番中沢 舟汰がソロを放つなど、長打力を発揮したが届かず、夏春の甲子園は厳しい状況となった。
花巻東(岩手)は11対1と東日本昌平(福島)に大勝した。4回に1番 宮澤 圭汰の先制打に加え、佐々木洋監督の長男・佐々木麟太郎の2ランも飛び出し一気に5得点。6回には4安打4四死球、打者一巡の猛攻で6得点して勝負を決めた。
山形中央(山形)が7対2で東北(宮城)を下した。2回に9番 秋場輝空斗の適時打で1点を先制すると、5回には4連打とスクイズ、犠飛をからめて一挙に5点を奪って勝負を決めた。先発の瀬野 瞬介が7回2失点、2番手の武田 陸玖が2回を無失点に抑えて逃げ切った。
青森山田(青森)は9回逆転サヨナラ勝ちで鶴岡東(山形)を下した。7回に逆転されて1対2で迎えた9回、先頭からの連打と四球などで一死満塁のチャンスから押し出し死球で同点とすると、6番向中野希星の犠牲フライでサヨナラ勝ちした。
聖光学院(福島)は3対2で東奥義塾(青森)に逆転勝ちした。1対2と逆転されて迎えた7回に、スクイズと8番高中 一樹の適時打で逆転に成功。先発の佐山 未來が143球、8安打2失点完投の活躍だった。
その他、能代松陽(秋田)は11対0の5回コールドで久慈東(岩手)に圧勝した。
ベスト8が出揃い、23日に準々決勝を行う。
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■大会日程・結果
第74回 秋季東北地区高等学校野球大会
■10月21日の試合
■10月23日の試合