大阪桐蔭出身左腕・藤江星河が防御率1位 宗山塁(広陵出身)は打率3位と明治大のルーキーの活躍が凄い
高校時代の藤江星河(大阪桐蔭出身)
16日、東京六大学は第6週目に突入し、リーグ戦も折り返しに入ってきた。15日までは立教大が勝ち点5で首位を走り、慶應義塾大と明治大が互いに無敗で、勝ち点3で同率2位にいる。
そんな明治大だが、先日のドラフトで主将・丸山和郁(前橋育英出身)が東京ヤクルトスワローズからドラフト2位指名を受けた。来年からプロの世界で活躍する丸山はじめ、集大成となる4年生の活躍と併せて1年生も是非見ていきたい。
第4週目までに試合に出場、さらにベンチ入りしたのは*名だ。
・杉崎成(東海大菅生出身)
・直井宏路(桐光学園出身)
・宗山塁(広島広陵出身)
・藤江星河(大阪桐蔭出身)
・加藤巧也(大阪桐蔭出身)
・水谷公省(花巻東出身)
・池田 凛(履正社出身)
なかでも存在感が際立つのが、宗山と藤江の2人だ。
・宗山
4試合 17打数8安打4打点 打率.471
・藤江
2試合先発 9回3分の2
被安打8、与四死球4、奪三振7、自責点1 防御率0.93
宗山は4試合すべて「6番・ショート」でスタメン出場。打率ランキングでは3位に食い込む活躍ぶりである。春リーグではホームランを放つなど鮮烈なデビューを飾ったが、勢いそのままにスタメンの座を掴もうとしている。
勢いでいれば、藤江はもっと凄い。何とリーグ全体で防御率1位という驚きの成績が5週目までで残している。春季リーグ戦では1試合だけ登板したが、秋からは2試合目に先発を任される投手まで急成長し、リーグ全体で見ても好投手として脚光を浴びつつある。
宗山、藤江ともに上級生がいるにもかかわらず、主戦力として起用されるというのは、それだけ首脳陣からの信頼と期待されている証拠だろう。この2人を筆頭に、明治大は1年生も多くリーグ戦に出場し、結果を残している。球場に行った際は、明治の将来を担うスター候補生たちの活躍も是非注目して観戦してもらいたい。