14年の甲子園ベスト4&日本代表右腕・飯塚悟史が戦力外に
高校時代の飯塚 悟史(日本文理出身)
ドラフトも近づき、楽しみなシーズンとなるが、同時につらいシーズンでもある。それが戦力外通告だ。
今年も多くの有名選手が宣告を受けている。その1人が飯塚悟史だろう。飯塚は中学時代から評判の速球派で、日本文理入学後もかなり期待を受けていた。
ただ、速球にこだわるあまり、コントロールを乱すことも多かったが、2年秋からコントロール重視に転換。2年秋には北信越大会優勝。13年の明治神宮大会決勝戦では計3本塁打。そのうち1本がバックスクリーンを大きく超える特大弾を放ち、投打ともに凄まじいパフォーマンスを発揮していた。3年夏は甲子園4強入りし、日本代表も経験した。
横浜DeNAベイスターズから7位指名を受け、プロ3年目に一軍登板し、9試合を投げ1勝3敗、そして18年も1勝を挙げた。しかし20年以降は一軍登板がなかった。