【動画】履正社の名将・岡田龍生監督の高速ランダムノックが緊張感MAX!
履正社は25日、4回戦に臨む。この夏はベスト4。19年には甲子園優勝と、まさに名門中の名門。その履正社を一から強くしたのが岡田龍生監督だ。1987年に監督に就任し、97年に甲子園出場。そこから一歩ずつチームを強化していった。
岡田監督の指導で特徴的なのは、高速ランダムノックだ。3秒〜4秒の間に次々と打ち分ける。どこに打球が飛んでくるのか、分からない緊張感でやれば、集中力が増す。さらに短いテンポでやることでその効果は倍増する。履正社は全体練習がそれほど長くなく、取材日では緊急事態宣言の影響もあり、19時前に終わり、選手は駅に向かうバスに乗るために後片付けに入る。そのため少ない時間でどれだけノックを受けることができるかを考えた結果、高速ランダムノックにいきついたのだ。
選手たちはその緊張感あふれるノックに、最初は戸惑ったようだが、徐々に慣れていくと、準備がよくなったという。それ以外にも履正社は体作り、木製バットを使った打撃力向上、投手管理などあらゆる分野で、個人の能力を鍛え上げるメソッドが備わっている。
そんな岡田監督の高速ノックは高校ドットコム動画チャンネルでチェックできる。また選手の体つき、肩の強さにも驚くはずだ。