秋季北海道大会空知支部Aブロック2回戦が9月17日、深川市民球場で行われた。大会開催地の北海道深川市を本拠地とする2校の対戦は、クラーク記念国際が4対0で深川西を下し、2年連続3回目の秋季北海道大会進出へ、あと1勝に迫った。

 クラーク記念国際は、先発した背番号3の右腕・辻田 旭輝(あさひ)投手(2年)が、17個の三振のうち15個を空振りで奪うという凄まじい投球を披露。秋季大会で過去4度対戦し、2勝2敗と5分の星だった難敵を9回125球5安打無失点に封じ、公式戦自身初の完封勝利を手にした。

 佐々木啓司監督は「(ストレートは)140キロ以上が出ていたんじゃないか。そうじゃないと、あれだけ直球で空振りは取れない。夏からかなり成長した」と、うれしそうに話した。

 夏の北北海道大会終了後、毎日腹筋300回のノルマを自分に課した。背筋トレーニングも織り交ぜた独自メニューをこなすうち、体の軸が安定し、直球の力強さが増した。辻田は「自分でも夏よりかなり(ボールが)速くなったと思う。来年の夏には150キロを投げたい」と胸を張った。

 2回裏一死死一、三塁の場面では、三遊間を鮮やかに抜く先制のレフト前タイムリーを放ち、憧れの〝大谷翔平選手〟のように、自分を援護した。

 まだ3年生がプレーしていた夏の大会の打順はクリーンアップも多かったが、自分たちが最上級生となった今大会では、1戦目もこの日も8番での起用が続いた。「(秋季大会前の)練習試合で結果を残せなかったので、今の打順は仕方がない。また結果が出せるように頑張ります」と辻田。9月19日に滝川工と対戦する北海道大会代表決定戦でもまた、〝二刀流〟で大暴れする。