奥川恭伸、宮城大弥、佐々木朗希

 高卒2年目の投手はドラフト時、大豊作と呼ばれていた。その本命として位置づけられていた3投手が活躍を見せている。

 まずトップレベルの活躍を見せているのが宮城 大弥興南出身)だ。19年では高校生NO.1左腕と評される左腕はここまで11勝1敗、防御率2.13と高卒2年目とは思えない成績を残している。12勝目を目指して戦う14日の東北楽天戦は、ドラフト1位の早川 隆久木更津総合出身)と投げ合う。

 新人王争いを抜け出すためにも負けられない試合となる。

 また19年のNO.1右腕の奥川 恭伸星稜出身)は13試合に登板し、6勝3敗、防御率3.55、何より素晴らしいのは、K/BB9.00という異次元の数値を叩き出していることだ。78.2回を投げ、72奪三振、与四球はわずか8。そして死球は1つも与えていない。高校2年目という範疇を超え、三振がとれ、なおかつコントロールも安定しているという頼もしい投手へ成長し、奥川のエース計画は順調に進んでいるといえる。

 そして19年のスケールNO.1の佐々木 朗希大船渡出身)もギアが上がってきた、1年目は二軍を通じて未登板に終わったが、8試合を投げ、2勝2敗、防御率3.05、44.1回を投げ、41奪三振と高卒2年目としては高水準の成績だ。まず凄いのは、先発で安定して150キロ前半の速球を投げ続けていること。さらに高速変化球も投げ、ボールの精度は球界トップクラスだ。

 予告先発すれば、思わず見たくなる3投手たち。残りシーズンもファンを沸かせる投球を期待したい。

(記事:河嶋 宗一