8日に敗者復活戦が終わり、18日から始まる秋季千葉県大会に出場する64校がすべて出そろった。先だって予選を勝ち上がった36校は県大会までの短い期間を成長の時間に充ててきたが、東海大市原望洋もそのうちの1校だ。

 現在は練習試合を通じてのメンバー選考が終わり、最終調整に入っている。ここから大会に向けてピークをもっていく時期ではあるが、選手1人1人の成長が県大会優勝には必要だと指揮官である相川 敦志監督は考えている。

 大会までの期間は残りわずかだ。それでも成長を望むのは、過去の実績が関係しているからだ。

 「先日の練習試合で負けたんですが、このチームになって初めての敗戦でした。その時は『負けることは駄目ではない』ということを話しましたが、実は甲子園に行った世代は、予選で一度負けてから県大会に行って、県大会では準優勝したことがありました。だから、選手には負けたことに対して、悔しさをもって成長してほしいと思っています」

 相原 海人主将も練習試合での敗戦を経験して、「(敗戦から)悔しさを感じていて、今はそれぞれ自分の足りないところをやっていこうと。成長という言葉を大事に練習できていると思います」と相川監督同様に、悔しさからこみ上げてくる向上心をもって、日々練習に打ち込めていることを実感している。

 18日より県大会が始まるが、「夏は専大松戸に敗れて、先輩たちは終わったので、もう一度やりたいと思っています」と3年生の思いを背負って、リベンジを果たすことに闘志を燃やしている。

 「今年は選手が揃っている」と相川監督も手ごたえを感じている。充実の戦力が整う東海大市原望洋が県大会までにどれだけ仕上げてくるのか。そして県大会では、どのような戦いぶりを見せるのか。10日の抽選会が楽しみになってきた。

(記事:田中 裕毅)