智辯和歌山、新チーム初戦は14得点快勝 148キロ右腕・武元4回2失点
智辯和歌山・武元一輝
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県下高校野球新人戦 2回戦 1日[stadium]紀三井寺[/stadium]
智辯和歌山14対2耐久(5回コールド)
夏の甲子園を制した智辯和歌山の新チームが1日、最初の公式戦となる新人戦初戦を戦い、14対2で5回コールド勝ちした。
日曜日の決勝から中2日。翌日午前に帰校すると、昼から練習を始めたという新チーム。メンバー争いはこれから競争だが、「甲子園でのメンバー外が、試合に出たいんだという気持ちを出してくれた」と中谷仁監督は新チーム初戦が公式戦となったゲームを振り返った。
この試合では背番号11をつけた武元一輝(2年)が4番投手で先発し、4回を2失点。甲子園で最速148キロを出した右腕は、「直球の精度を上げていきたい」と課題を語った。
新主将には5番打者の岡西佑弥(2年)が就いた。指揮官は、「これまで3年生に引っ張ってもらっていたが、それでも内野では要的な声が出ている選手。気負うことなくチームを引っ張っていく資質がある」と期待する。
岡西自身も新チームの主将になるつもりで前主将の宮坂厚希(3年)を見てきたことを明かし、「目標は日本一。プレーでも声でも引っ張って、みんながついてきたいと思ってもらえる主将になりたい」と意気込みを語った。
新人戦は智辯和歌山以外のブロックはベスト4まで決まっている。智辯和歌山のブロックだけ夏の甲子園終了まで待ってもらっていただけに、勝ち上がれば、3日(3回戦)、5日(準々決勝)、7日(準決勝)、12日(決勝)と短期間で試合が続く。
新人戦ベスト4は、県秋季大会一次戦を免除され、二次戦(準々決勝)から出場できるだけに、勝利していくことが春への近道となる。
☆和歌山の秋季大会のシステム
・県新人戦 ⇒ベスト4は秋季県大会一次戦免除され、直接二次戦へ。
・秋季県大会一次戦 ⇒新人戦準々決勝敗退まででトーナメントをし、4校が二次戦進出。
・秋季県大会二次戦 新人戦ベスト4と、一次戦勝ち上がりの4校の計8校で準々決勝以降を戦う。今秋は上位2校が近畿大会出場。
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