京都国際が初出場でベスト8入り 13年前橋育英以来8年ぶり
森下瑠大(京都国際)
24日、第103回全国高等学校野球選手権大会は3回戦が始まった。第1試合は二松学舎大附と京都国際による、どちらも勝てば初のベスト8進出がかかった注目の一戦は、京都国際が集中打で二松学舎大附を下した。
試合は初回、二松学舎大附が1番・永見 恵多の二塁打からチャンスを作り、4番・関 遼輔の一打で先制に成功する。
追いかける京都国際は二松学舎大附・秋山正雲の前に得点こそ取れないが、エース・森下瑠大の好投もあり、何とか1点差で食らいついていく。
そして迎えた中盤5回、京都国際は森下がレフトポールギリギリへのホームランで一点を返す。
さらに6回には一死一塁から、3番・中川勇斗が、左中間スタンド中段に叩きこむ勝ち越しホームランなどで4対1と一気に逆転した。
しかし9回に二松学舎大附が一死から櫻井虎太郎のホームランで追いつかれるも、10回に二死から森下がレフト線への勝ち越し打を放ち勝負あり。京都国際が二松学舎大附を6対4で下した。
初出場でベスト8まで勝ち進んだのは、2013年に優勝した前橋育英以来の8年ぶりのことだ。