夏甲子園出場20回以上は11校、名門が熱い戦い演じる
木村大成(北海)
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3日に抽選会がオンラインにて行われ、9日より開幕する第103回全国高等学校野球選手権の組み合わせが決定した。初戦から注目カードが多く、2年ぶりの夏も大いに盛り上がることが期待されている。
そんな夏の大舞台に出場する学校のなかには、名門と呼ばれるチームが数多くいる。優勝候補に挙がる大阪桐蔭や明豊などがいるが、今回は夏の甲子園に20回以上出場している古くから名門として知られている強豪校を見ていきたい。
<20回以上出場したチーム>
南北海道:北海(4年ぶり39度目)
長野:松商学園(4年ぶり37度目)
富山:高岡商(4大会連続21度目)
静岡:静岡(2大会連続26度目)
岐阜:県立岐阜商(9年ぶり29度目)
奈良:智辯学園(2大会連続20度目)
和歌山:智辯和歌山(4大会連続25度目)
香川:高松商(2大会連続21度目)
高知:明徳義塾(2大会連続21度目)
熊本:熊本工(2大会連続22度目)
鹿児島:樟南(5年ぶり20度目)
夏の甲子園に20回以上出場しているのは、上記の11チームだった。このなかでも、明徳義塾と県立岐阜商は初戦から対戦することが決定しており、今大会屈指の注目カードの1つに数えられている。明徳義塾は馬淵監督、県立岐阜商は鍛治舎監督と両チームともに名将が率いるチームだけに、熱戦を期待したい。
最多39度目の夏の甲子園となる北海は、プロ注目左腕・木村大成を擁し、神戸国際大付にリベンジなるか。注目スラッガー・前川右京らを擁する智辯学園は今春の選抜にも出場しており。今年も戦いぶりから見逃せない。
さらに37度目の夏の甲子園となる松商学園や、徳丸天晴などが主力である智辯和歌山など、力のあるチームが揃う11校だ。名門として夏の甲子園でどういった野球を見せるのか、注目したい。
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【組み合わせ・応援メッセージ】
■第103回全国高等学校野球選手権大会