8月3日、第49回日本リトルシニア選手権大会は2回戦8試合が行われベスト8が出揃った。

 仙台市民球場の第2試合では、東練馬シニアと神戸中央シニアが対戦。試合は東練馬シニアの136キロ右腕・宮本 恭佑投手(3年)が会心の投球を見せて、完封勝利で準々決勝進出を決めた。

 「選抜大会の準決勝でも神戸中央シニアと対戦して、その時は6回途中まで無失点に抑えることができました。相手はすごく悔しかったと思うので、今回は本気で来るだろうから、その上をいく気持ちで投げました」

 立ち上がりからボールのキレは抜群だった。父・宮本 慎也氏がスコアラーとしてベンチで見守る中で、力のある直球とブレーキの利いたカーブのコンビネーションで神戸中央シニア打線を手玉に取っていく。課題だった「ランナーを出してからの投球」も、落ち着いて後続を断ちスコアボードに「0」を並べていった。

 好投の裏には、父・慎也氏からの激励があったことを明かす。2日の初戦には、五輪解説のためスコアラーとして同行することが出来なかったが夜にメッセージが届いた。

 「神戸中央シニアは関西でもかなり強いチームなので、ここが山場だぞと。周りを信じて、お前が絶対抑えるんだとLINEをもらいました」

 1対0で迎えた4回裏には、自らタイムリーも放ちチームを勢いづける。球威も最後まで衰えることなく投げ切り、3安打完封でチームをベスト8に導いた。

 「選抜大会では決勝で負けてしまい、夏の大会までの期間はチーム一丸となって日本一を目指して練習してきました。一戦一戦、大事に戦って絶対日本一を取りたいと思います」

 準々決勝は、明日4日に熊本東シニアと対戦する予定だ。どんな戦いを見せるのか注目だ。

(取材=栗崎 祐太朗)