23日より1年越しに始まった東京オリンピックも、気がつけば後半戦に突入した。28日の初戦・ドミニカ共和国戦から始まった野球は、2日にアメリカとの一戦を迎える。

 一方の高校野球は、2日の東西東京大会を最後に地方大会が終わる。これで9日から開幕する甲子園大会に出場する代表49校が出揃うことになる。各都道府県の代表校は、ライバルたちの思いを背負って甲子園に臨むことになるが、そんな甲子園に高校3年間で出場実績のある日本代表の顔ぶれを見てみたい。

<甲子園出場>
【投手:4名】
伊藤 大海駒大苫小牧出身)
・大野 雄大(京都外大西出身)
田中 将大駒大苫小牧出身)
山﨑 康晃帝京出身)

【野手:7名】
浅村 栄斗大阪桐蔭出身)
栗原 陵矢春江工出身)
近藤 健介横浜出身)
坂本 勇人光星学院出身)
村上 宗隆九州学院出身)
山田 哲人履正社出身)
吉田 正尚敦賀気比出身)

<甲子園未出場>
【投手:7名】
青柳 晃洋川崎工科出身)
・岩崎 優(清水東出身)
栗林 良吏愛知黎明出身)
千賀 滉大蒲郡出身)
平良 海馬八重山商工出身)
森下 暢仁大分商出身)
山本 由伸都城出身)

【野手:6名】
梅野 隆太郎福岡工大城東出身)
甲斐 拓也楊志館出身)
・菊池 涼介(武蔵工大二出身)
・源田 壮亮(大分商出身)
鈴木 誠也二松学舎大附出身)
・柳田 悠岐(広島商出身)

 甲子園出場選手11名、未出場選手13名という内訳となった。

 甲子園出場組で見ると、投手は優勝投手になったこともある田中ら4名が聖地を経験した。また野手では、オリンピックで活躍している坂本や山田、さらに村上や浅村といったスタメンに名を連ねる選手たちが高校3年間で甲子園を経験した。

 一方で甲子園未出場組を見ると、投手では山本、森下と先発を務めた2人が甲子園を経験せずに高校野球を終えた。他にも栗林、平良の守護神2人も甲子園を知らずに高校3年間が終わっている。

 野手組では、4番に座る鈴木や柳田といった主砲の2人は甲子園出場は叶わなかった。さらに甲斐、菊池、源田といった守備の要となる選手も地方大会で敗れ去った。

 地方大会で敗れた高校球児たちは次のステージに向けて進路を考える時期だろう。甲子園出場とはならず、継続するか悩む選手もいるだろうが、次のステージでも続けていれば才能が開花するかもしれない。そんな希望を与えるような活躍を甲子園未出場組には期待したい。

 一方で甲子園を経験した選手たちは、これから夏の甲子園を迎えようとする選手たちに刺激を与える意味でも活躍することを楽しみにしたい。

(文=編集部)