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 7月31日、愛知大会で決勝戦が行われ、愛工大名電享栄高に8-5で勝利し、3年ぶり13度目の甲子園出場を決めた。春の大会では2005年に全国制覇を成し遂げたことがあるが、夏は優勝経験がない。今年の夏は初めての優勝を目指すことになる。

 さて愛工大名電は工藤 公康(現ソフトバンク監督)、山崎 武司(元中日ほか)、イチロー(元マリナーズ他)ら多くのレジェンドプレーヤーを球界に送り込んできた。そんな同校OBの現役選手は誰がいるのだろうか。

 2021年シーズンのNPBに所属している選手を見ると投手では十亀 剣(西武)、濱田 達郎(中日)、東 克樹(DeNA)の3人がいる。

 そのなかで、今シーズン一軍で登板したのは十亀ひとりだけしかいない。昨シーズンは8試合(先発3試合)で防御率7.50と結果を出すことができなかった。しかし今シーズンは中継ぎで27試合に登板し1勝1敗7ホールド、防御率2.92と好成績をマーク。ブルペンを支えるひとりとなった。

 浜田は今年の春季キャンプを一軍スタートだったものの、投球練習中に右足を負傷し離脱した。2月半ばに右足関節の靱帯縫合術を受け、現在はリハビリを行っている。そのためここまで一軍だけでなく二軍でも登板はない。

 2018年に11勝を挙げ新人王に輝いた東は、昨年2月にトミー・ジョン手術を受けて離脱中。すでに7月11日の二軍戦で復帰しているが、長いイニングを投げることは行っていない。今後は球数を増やしながら、イニングを伸ばし一軍復帰への道を進んでいくことになる。

 野手は堂上 直倫(中日)と谷口 雄也(日本ハム)のふたりが現役でプレーしている。15年目を迎えた堂上は開幕二軍スタート。5月28日に一軍昇格を果たし、前半戦では31試合に出場した。しかし打率.224(107打数24安打)、3本塁打と思うような打撃成績を残すには至っていない。

 谷口は、ほぼ二軍でのプレーとなっており、一軍ではわずか7試合の出場にとどまっている。そのなかで打率.091(11打数1安打)と結果を出すことができなかった。

 このように今シーズンは十亀をのぞいて愛工大名電出身者は一軍で戦力となることができていない。その他の選手たちも母校の甲子園出場に奮起し、後半戦では結果を残すことに期待がかかる。

愛工大名電高OB>
※2021年シーズンNPB所属

堂上 直倫愛工大名電→2006年高・中日1巡)
谷口 雄也愛工大名電→2010年日本ハム5位)
十亀剣(愛工大名電→日本大→JR東日本→2011年1位)
濱田 達郎愛工大名電→2012年中日2位)
東 克樹愛工大名電→立命館大→2017年DeNA1位)

(文=勝田 聡)