【高知】明徳義塾が競り勝って聖地へ、高知・森木はあと一歩及ばず涙<28日の結果・トーナメント表>
高知を5対3で破り2年ぶり21回目の夏の甲子園出場を果たした明徳義塾
第103回全国高校野球選手権高知大会は28日、決勝を行い、明徳義塾が2年ぶり(2大会連続)21度目の甲子園を決めた。
高知のプロ注目、最速154キロ右腕の森木大智(3年)と、明徳義塾の左腕エース、代木大和(3年)の投手戦は終盤で決着がついた。
明徳義塾は2回に暴投で1得点。8回に敵失で2点目を奪った。しかし、高知は8回に代打川竹巧真(2年)が適時二塁打を放って1点を返すと、9番川田響生(3年)が同点の左前適時打を放って粘りを見せた。
9回の攻防が勝負を分けた。高知・森木の制球が定まらなくなった。先頭打者を死球で出すと、2つのバッテリーミスで無死三塁として無念の降板となった。2番手高橋克が救援したが、明徳義塾は2つの適時打とスクイズで3得点を奪って勝ち越し。勝負を決めた。
明徳義塾の先発代木はカットボールを中心に最後まで高知打線に勝ち越しを許さず、甲子園への切符をつかんだ。
高知の怪腕、森木はこの日最速151キロをマークし、9回途中4安打3失点。10三振を奪ったが、甲子園のマウンドには届かず、高校最後の夏が終わった。
■大会日程・結果
第103回 全国高等学校野球選手権 高知大会
■7月28日の試合