地方大会が開催される7月は1日で情勢が大きく変わっていく。今回は7月22日までの高校野球事情を特集していきたい。

計3校が甲子園出場決める

 18日に沖縄尚学が甲子園出場が決定したが、21日には敦賀気比専大松戸のともにこの春の選抜に出場した2校が夏も甲子園出場を決めた。

敦賀気比(3大会連続10回目)
専大松戸(6年ぶり2回目)

専大松戸は5回戦以降は非常に苦しい戦いが強いたれた。

5回戦   東海大市原望洋戦 1対0 ◯
準々決勝 千葉明徳戦    2対1 ◯
準決勝  八千代松陰戦   7対2 ◯

 そして決勝戦は木更津総合との対決。

 エースの深沢 鳳介が2ランを打たれ、3失点と苦しい立ち上がり。そこでマウンドに登ったのが、春から二枚看板を張る岡本陸。岡本は、140キロを超える直球と切れのある変化球で木更津総合打線を抑える。打線も援護し、一時は逆転。しかし8回表に同点に追いつかれ、延長戦へ突入した。地方大会決勝戦では史上初となるタイブレークの末、吉岡 道泰がサヨナラ満塁本塁打を放ち、専大松戸が6年ぶり2度目の甲子園出場を決めた。

 敦賀気比は投打ともに充実の内容だった。夏のキーマンである吉崎 空が好投を見せ、左腕・竹松 明良も堂々たるピッチングを披露。決勝戦では野手を兼ねる速球派右腕・本田 克が完封と盤石な投手陣が力を発揮した。打線では1年夏から甲子園を経験している大島 正樹上加世田 頼希は4番サードとして活躍した。総合力が高い敦賀気比は甲子園でどんな戦いを見せてくれるのか。

 一方、選抜出場で惜しくも敗退したチームは22日までは以下の通り。

仙台育英
下関国際
上田西
柴田
仙台育英
東海大甲府
鳥取城北
八戸西
三島南

 21世紀枠は3校敗退し、残りは東播磨のみとなった。現在は敦賀気比専大松戸の2校のみが連続出場を決めているが、他の学校も決めるのか。


(文=河嶋 宗一