【福岡】福岡大大濠、筑陽学園が勝利。次戦に激突<19日の結果・トーナメント表>
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第103回全国高等学校野球選手権 福岡大会は19日、5回戦4試合が行われ、福岡大大濠、筑陽学園、真颯館、柳川がベスト8に勝ち進んだ。
福岡大大濠は春日との戦いを4ー1で制した。初回に友納周哉(2年)がソロを放って先制。その裏に同点とされたが、7回に今度は1年生藤田悠太郎が勝ち越しソロを放つと、8回にも2点を奪って突き放した。今センバツでも完投勝利を経験している先発の左腕、エース毛利海大(3年)は139球10奪三振7安打1失点の完投勝利でチームを8強に導いた。
筑陽学園は見事な逆転劇を見せ6ー5で北筑を退けた。2回に1点を先制したが、3回に2ランを許すなど、まさかの5失点。それでも4回に1点を返して3点差とすると、6回に2点を奪い1点差とする。そして7回に1番大内来汰(3年)が左翼席へ同点ソロ、3番向井康介(3年)が同じく左翼席に決勝のホームランを放って逆転に成功した。3回途中から登板した2番手、背番号11の左腕、藤田和揮(3年)が、北筑打線を最後まで無失点に抑えて逃げ切った。筑陽学園は19年以来、2年ぶりの優勝に向け、次戦準々決勝で今センバツ8強のライバル、福岡大大濠と対戦することになった。
真颯館はプロ注目左腕、松本翔(3年)が九産大九産打線相手に2ケタ12奪三振、1失点完投の好投を見せた。3回に1点を先制されたが、4回に代打加藤鉱基(3年)の適時打で同点とすると、5回には白川竜也(3年)の2点適時打で勝ち越しに成功して、九産大九産を振り切った。柳川商(現柳川)の4番捕手として3年夏甲子園で8打席連続安打の記録を持つ末次秀樹監督率いるナインが、投打で力を発揮し8強を手にした。
香椎と柳川のノーシード校同士の対決は、柳川・松尾蓮(3年)、香椎・小中稜太(3年)の好投が続き、0ー0のまま延長戦に突入。柳川が10回に押し出し死球で1点を勝ち越して、そのまま逃げ切った。柳川は準々決勝で柳川での監督歴がある末次監督率いる真颯館と対戦する。
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■大会日程・応援メッセージ
・第103回 全国高等学校野球選手権 福岡大会
■7月19日の試合
第103回 全国高等学校野球選手権 福岡大会 | |
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5回戦 | 福岡大大濠 4 - 1 春日 県営春日公園野球場 応援メッセージ |
筑陽学園 6 - 5 北筑 北九州市民球場 応援メッセージ | |
真颯館 5 - 1 九産大九産 県営春日公園野球場 応援メッセージ | |
柳川 1 - 0 香椎 北九州市民球場 応援メッセージ |
■7月20日の試合
第103回 全国高等学校野球選手権 福岡大会 | |
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5回戦 | 九州国際大付 6 - 2 沖学園 久留米市野球場 応援メッセージ |
飯塚 5 - 1 福岡工大城東 北九州市民球場 応援メッセージ | |
西日本短大附 12 - 2 折尾愛真 久留米市野球場 応援メッセージ | |
戸畑 7 - 6 祐誠 北九州市民球場 応援メッセージ |
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