7月15日(木)8時53分、徳島県高等学校野球連盟(以下、徳島県高野連)は徳島県立海部高等学校(以下・海部)から同日8時40分に出場辞退の申し出を受け、13時30分より徳島県鳴門市のオロナミンC球場で行われる「第103回全国高等学校野球選手権徳島大会」1回戦・小松島vs海部小松島の不戦勝とすることを発表した。それに伴い第2試合・16時開始予定だった阿波vs穴吹を15時開始に繰り上げることも決めた。

 徳島県高野連側も前日14日(水)の同校臨時休校が決まった7月13日(火)時点で、試合を15日(木)に繰り下げるなど最大限出場への道を探ってきたが、その思いも実らず、海部にとっては無念の夏となった。

 なお、海部の三浦 啓介監督は「高校野球ドットコム」の独占電話取材に応じ「選手たちには今朝学校で出場辞退を告げたが5名の3年生ばかりでなく、2年生(8名)1年生(2名)も涙を流していた。今は私も含めて言葉がないです」と沈痛の中にあってもしっかりとしたコメントを残している。

 前身の海南では後のプロゴルファー「ジャンボ尾崎」尾崎 将司をエースに1964年センバツ初出場初優勝。近年でも森 唯斗投手(福岡ソフトバンクホークス)など好選手も数多く輩出している海部。3年生5人と残った10人の選手たちには先輩方の思いを引き継ぎ、前を向いて進んでいくことを切に望みたい。