18年の巨人ドラフトが順調に神ドラフトになりつつある。
ドラフト1位 高橋 優貴東海大菅生-八戸学院大)は、この3年目で快調な投球。8勝3敗、防御率2.71と抜群の安定感を発揮し、巨人の勝ち頭となっている。さらにドラフト6位の戸郷 翔征聖心ウルスラ出身)は8勝3敗、防御率3.91。高卒3年目としてはトップレベルの勝ち星で状態を高めていけば初の二桁勝利も狙える。入団3年目で大卒、高卒から2人の8勝投手が出ることは、かなり異例のことだ。しかも前半戦でこの勝ち星である。オールスターにも選ばれ、ぜひアピールを期待したい。

 18年ドラフトがすごいのは、この2人以外にも期待のホープが多くいること。まず3位の直江 大輔松商学園出身)は故障から復帰し、再び支配下登録へ。7月1日の広島戦では3回無失点の好投で、プロ初セーブ(※3イニング以上投げ、最後の投手となったため)を記録。常時140キロ後半の速球、130キロ台のスライダー、フォークを見ても明らかにパワーアップを遂げており、8日の試合では先発予定となっているが、1つ1つのボール、出し入れを見れば、進化している様子は明らかだ。ドラフト4位の横川 凱大阪桐蔭出身)も一軍で2試合先発し、防御率3.38。さらに二軍では14試合、5勝0敗、防御率2.68と抜群の安定感を発揮している。昨年、育成から支配下登録となり、中継ぎとして奮闘する沼田 翔平旭川大高出身)も2試合に登板した。

 野手では1年目にファーム首位打者となった山下 航汰健大高崎出身)の復活が待ち遠しい。直近の試合でも山下らしい高いバットコントロールで広角に打ち返す技ありの打撃を見せており、徐々に成績を高めることを期待したい。

 高橋と戸郷の2人については一軍投手として着実にステップアップしている。第3の男として直江がどれだけ好投できるかで、この年のドラフト評価はさらに加点されることだろう。ファームで奮闘を続ける2位の増田 陸明秀学園日立出身)、ドラフト5位の松井 義弥折尾愛真出身)、育成の黒田 響生(敦賀気比出身)の活躍にも期待したい。