【愛媛】聖カタリナと松山聖陵が同ブロックに!夏の大会の組み合わせ決定!<トーナメント表>
「野球王国えひめ」の矜持を持ち、2年ぶりの夏聖地へ~。7月10日(土)から26日(月)まで愛媛県松山市の[stadium]坊っちゃんスタジアム[/stadium]をメイン会場に、愛媛県西条市の[stadium]西条市ひうち球場[/stadium]、愛媛県今治市の[stadium]今治市営球場[/stadium]、愛媛県宇和島市の[stadium]宇和島市営丸山公園野球場[/stadium]の4会場で熱戦が繰り広げられる「第103回全国高等学校選手権愛媛大会」の組み合わせ抽選会が6月27日(日)、10時から愛媛県松山市のにぎたつ会館を使い、オンライン形式で開催された。
今大会は今治西伯方、愛媛津島が部員不足により不参加。内子小田・済美平成が連合チームを形成。選手6人の上浮穴は松山北から4選手を借り受け「上浮穴」として、宇和三瓶は宇和に入り「宇和」として参加することにより、参加は57校56チームとなる。
抽選会ではすでに6月25日(金)にリハーサルを兼ねて予備抽選順を決定した順序に従い、全チーム主将が予備抽選を実施。続いてシード校の聖カタリナ学園、愛媛小松、新田、松山商を除く53校52チームが本抽選のくじを引き、頂点への55試合が決まった。
結果、7月10日(土)13時からの[stadium]坊っちゃんスタジアム[/stadium]で行われる開幕戦は、春の県大会で強打を見せ付けた今治西と、昨秋は県準優勝・4月に松山城南から校名変更した松山学院という1回戦トップクラスの注目カードに。しかもこの開幕戦の勝者は7月15日(木)8時45分から[stadium]今治市営球場[/stadium]で春の県大会Vの第3シード・新田と対戦することになった。
その他、シード校の緒戦はセンバツ出場の第1シード・聖カタリナ学園が7月15日(木)8時45分から[stadium]西条市ひうち球場[/stadium]で新居浜東vs北宇和三間の勝者と、第2シードの愛媛小松は聖カタリナ学園と同日同会場で11時30分から内子vs愛媛西条農の勝者と対戦。第4シードの松山商は7月15日(木)11時半から[stadium]今治市営球場[/stadium]で東予と最速141キロ左腕・三好 巧真(3年・左投左打・171センチ72キロ・西予市立宇和中陸上部出身)を擁する吉田の勝者と激突する。
大会は予定通り進めば7月14日(水)までに4会場で1回戦計24試合を消化。7月15日(木)から3日間で[stadium]宇和島市営丸山公園野球場[/stadium]を除く3会場において2回戦16試合、7月18日(日)・19日(月)に[stadium]坊っちゃんスタジアム[/stadium]と[stadium]西条市ひうち球場[/stadium]で3回戦8試合を開催する。
7月20日(火)の休養日を挟んだ準々決勝からは会場を[stadium]坊っちゃんスタジアム[/stadium]に一本化。21日(水)・22日(木)に準々決勝、24日(土)に準決勝をそれぞれ2試合ずつ行い、7月26日(火)10時からの決勝戦で愛媛県高校野球夏の王者が決まる。
なお、今大会は新型コロナウイルス感染拡大防止策を敷いた上で有観客での開催を予定。7月10日(土)の[stadium]坊っちゃんスタジアム[/stadium]開幕戦前の11時からは開会式を行い、八幡浜の主将・山本 宙(3年・二塁手・右投右打・167センチ67キロ・西予市立三瓶中出身)が選手宣誓を行うが、正式な開催の可否については7月2日(金)の大会臨時運営委員会にて協議・決定となる。
先に触れた3校に加え、NPBスカウト注目の最速145キロ右腕・田中 怜利ハモンド(3年・右投右打・189センチ78キロ・東板橋リトルシニア<東京>出身)らタレントぞろいの帝京第五や、1996年夏に松山商を全国制覇に導いた名将・澤田 勝彦監督が集大成の夏を迎える愛媛北条などが同居する新田ブロックをはじめ、どの試合も激戦が期待される今大会。
聖カタリナ学園が2004年の済美以来となる初出場での春夏連続甲子園出場を成し遂げるのか。昨秋はあと1勝に泣いた愛媛小松の7年ぶり2度目の夏愛媛制覇はなるのか?ないしは新田悲願の夏甲子園出場なのか、それとも松山商の20年ぶり27回目「夏将軍復活」か。そして秋山 拓巳(阪神タイガース)がエースだった2009年以来7回目の夏甲子園を目指す西条はじめノーシード校の動向は……、7月10日の開幕まで一瞬も目が離せない。
■大会日程・結果
第103回 全国高等学校野球選手権 愛媛大会
↑【聖カタリナ学園ブロック】
2004年の済美以来となる、初出場で2季連続での甲子園を目指す聖カタリナ学園は、新居浜東と北宇和三間の勝者と初戦を戦うことが決定した。また、同ブロックには強豪・松山聖陵も入っている。
↑【松山商ブロック】
「夏将軍」の異名でも知られる松山商。20年ぶり27回目となる夏の甲子園を目指す初戦は東予と吉田の勝者になった。
↑【新田ブロック】
春の県大会王者・新田は1回戦屈指の好カードとなった今治西と松山学院による開幕戦の勝者と対戦。また名将・澤田 勝彦監督が率いる愛媛北条や、最速145キロ右腕・田中 怜利ハモンド擁する帝京第五もいる。
↑【小松ブロック】
7年ぶり2度目の夏の甲子園を目指す愛媛小松は、内子と愛媛西条農の勝者と対戦することとなった。
■大会日程・結果
第103回 全国高等学校野球選手権 愛媛大会
◇7月10日の試合