【兵庫】神港学園、神戸弘陵の初戦は？夏の組み合わせが決定＜抽選結果＞

　第103回全国高校野球選手権兵庫大会(７月３日～29日)の組み合わせ抽選会が22日、明石市内で開かれた。
新型コロナウイルス感染対策のため、今年の抽選会は秋春に続いて参加校の顧問(責任教師・監督)が出席。今年の代の主将は１年間、抽選会に参加することができなかった。

　抽選会は春季県大会16強が第１シードとして各ブロックの１番に入った。その後春季県大会32強の16校が第２シードとして第１シードとは４回戦まで当たらない各ブロックの９番か10番に入り、残る125チームが予備抽選順にフリー抽選で対戦カードが決まった。

　例年通り５回戦以降は毎回抽選となる。なお、春季県大会優勝の神港学園と準優勝の神戸国際大附は勝ち上がる限り決勝まで対戦しない。神港学園は15日に姫路飾西と生野の勝者と、神戸国際大付は11日に兵庫と鳴尾の勝者と初戦を戦う。

　秋ベスト8、春ベスト4と今年勢いに乗る強豪・神戸弘陵は、12日に六甲アイランドと西宮今津の勝者と対戦。六甲アイランドが勝ち上がってくれば、今春の地区予選の再戦が実現することになる。また、同ブロックには明石商もおり、両チームが順調に勝ちあがれば、代表決定戦で対戦する可能性が出てきた。

　７月３日の開会式には第１シード16校の主将と開幕戦に決まった星陵と農業のベンチ入りメンバー全員が参加する。選手宣誓は第１シード16校の中から兵庫県高野連の西茂樹会長(明石高校校長)が抽選し、神戸弘陵の林天翔主将に決まった。開会式後の開幕戦では神戸弘陵女子硬式野球部の島野愛友利投手(３年)が始球式を務める。

　また今夏の兵庫大会は吹奏楽等鳴り物の演奏は禁止となっているが、各校が自校または協力校の吹奏楽部が演奏して録音した音源を使用することは可能になったと抽選会で説明された。各校が機材を自前で用意し、ファウルボール等で破損した場合等、管理も各校の責任。球場の電源(コンセント)は使用できない。また、飛沫防止のため音源に合わせて声を出すことはできない。あくまでも音源に合わせて手拍子・拍手で応援することが基本となる。

　抽選会では高砂球場の隣にある体育館が新型コロナウイルスワクチンの接種会場になっているため、公園北側の駐車場の利用ができないことも説明された。合わせて、各校関係者・観戦予定者に対して、ワクチン接種会場の迷惑にならないよう配慮を求めている。

《兵庫大会各球場の上限数》
ベイコム球場(尼崎)：1500人
G7スタジアム(神戸サブ)：500人
ほっともっとフィールド神戸：5000人
明石トーカロ球場：4000人
高砂球場：2600人
ウインク球場(姫路)：5000人
淡路佐野球場：600人
アニメスキッピースタジアム(三田城山)：600人
豊岡こうのとりスタジアム：600人

【第一シード】
神港学園（優勝）
神戸国際大附（準優勝）
神戸弘陵（3位）
東洋大姫路（4強）
滝川第二（8強）
報徳学園（8強）
尼崎工（8強）
三田松聖（8強）
加古川西（16強）
社（16強）
市川（16強）
関西学院（16強）
洲本（16強）
飾磨（16強）
尼崎小田（16強）
市立尼崎（16強）

【第二シード】（32強）
武庫荘総合
西宮南
県立芦屋
神戸第一
神戸学院大附
長田
北須磨
伊川谷北
明石北
東播磨
北条
姫路東
姫路工
兵庫県大附
豊岡
兵庫柏原

■大会日程・応援メッセージ
・第103回 全国高等学校野球選手権 兵庫大会

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