日米通算2000奪三振達成!1988年世代引っ張る前田健太と田中将大を比較してみると
ツインズの前田 健太(PL学園出身)
ツインズで奮闘する前田 健太が、15日のマリナーズ戦で日米通算2000奪三振を達成した。これは同級生・田中 将大に次いで7人目の記録達成であるが、達成ペースで言えば6番目の速さだった。
広島、ドジャース、ツインズの3球団を渡り歩いて達成した1つの節目の記録。次戦以降も活躍が楽しみだが、ここまでの通算記録をここでおさらいしたい。
<通算成績>
2209.2回 2000奪三振 与四球521
奪三振率8.15 K/BB 3.84
メジャーでは中継ぎも経験するなど、様々なポジションをこなしながらではあるものの、奪三振率8.15というのは高水準の成績といっていいのではないだろうか。代名詞であるカーブ、スライダーを武器に今後もメジャーの強打者から三振の山を築いてくれることを期待したいところだ。
ちなみに同級生で、一足先に日米通算2000奪三振を達成した田中の成績は下記の通りとなっている。
<通算成績>
2426回 2276奪三振 与四球492
奪三振率8.44 K/BB 4.63
1年目から1軍デビューを果たすなど、前田よりも早い時期から投げていたために登板機会も多かった田中。前田と比較しても好成績が残っており、この辺りはさすがの活躍であると同時に、前田にとっては同世代のライバルとして追いかける存在になるだろう。
15日はケガからの復帰登板だった前田。田中は日本球界に復帰したが、その背中を追いかけて今後の活躍することが非常に楽しみだ。