夏の高校野球奈良大会は7月10日開幕 智辯学園など春4強がシード
春季奈良県大会を制した智辯学園
第103回全国高校野球選手権奈良大会の開催要項が15日に主催者から発表された。
開幕は7月10日で、決勝は29日の予定。例年通り全試合が橿原市の[stadium]佐藤薬品スタジアム[/stadium](県立橿原公苑)で行われる。
参加予定は41校37チーム。【高円・高円芸術、二階堂、山辺、青翔、榛生昇陽】は5校連合チームとして参加する。
7月2日に各校主将と責任教師が出席して一般非公開で抽選会が行われる。春季県大会で準決勝以上に進出した智辯学園、天理、奈良大附、畝傍の4校がシード校。
新型コロナウイルス対策のために今大会は通常の開会式は実施せず、簡略化した形での開幕セレモニーが行われ、開幕戦に登場する2校が参加する。
選手宣誓は事前に希望を募った上で、1回戦の5試合(10校)の中から決め、宣誓校が開幕戦の対象となる。
全試合が有料試合となるが、佐藤薬品スタジアムのスタンドの大きさや球場周辺の広さ等を踏まえた上で、春季大会同様に試合校の関係者(保護者・一般生徒・OB会・後援会等を含む)に入場が限られ、全試合でスタンドの入れ替えを実施する。試合校は入場者名簿を作成し、主催者に入場料を支払う。入場できるのは1校300人まで。
今大会は吹奏楽、応援団による応援がなく、好プレー時などに拍手するなどの応援が基本となる。
入場料は今大会から大人1000円、中高生500円の新料金が設定されるが、作成された入場者名簿に載っている分しか入場できないため、球場での一般販売は実施されない。
選手の進路に関わるNPBスカウトや大学・社会人野球関係者等は1チーム1名ずつまでが入場可能となる。
大会は1、2回戦を7月17日までに実施。3回戦を18日、19日、21日、22日の4日間で1日2試合ずつ。(20日は終業式のため予備日)
準々決勝は24日と25日。準決勝は27日。決勝は29日午前10時となる。試合間隔は3時間とり、第1試合9時、第2試合12時、第3試合15時で設定。2試合日も第1試合は9時開始になる。当該校には各試合時刻に合わせて来場してもらうため、前の試合が早く終わっても、次の試合開始を早めることはない。前の試合が押した場合も40分は試合間隔を空ける予定。
ベンチ入り選手の登録は7月8日までに提出するが、特例として新型コロナウイルス感染や濃厚接触に関連して出場できなくなった場合には登録外の選手と交代ができる。ただし一度登録から外れた選手の再登録はできない。