出場校最多の10大会連続出場を果たしていた福井工大が4強入りを決めた。この中で1年春からチームの中心で活躍を続けているのが最速148キロ右腕・立石 健(3年、大体大浪商出身)だ。

 立石は高校時代の甲子園出場経験はない。2年夏に主に救援投手として登板し28イニング連続無失点を記録も、準々決勝で安田 尚憲(現ロッテ)擁する履正社に0対10のコールド負けを喫した。そして3年春は準決勝で根尾 昂(現中日)や藤原 恭大(現ロッテ)擁する大阪桐蔭の対戦し3対6で敗れるなど、全国屈指の激戦区で凌ぎを削ってきた。

 そんな立石は福井工大に進学すると1年春からリーグ戦出場を果たし、3勝、防御率1.61をマーク。出場した全日本選手権大会でも上武大を相手に7回3安打2失点7奪三振の快投で勝利投手となった。

 今回は2度目の全国の舞台。2回戦の大阪商大戦では4回1/3を0安打0失点8奪三振と圧巻の投球で再び東京ドームのマウンドで躍動した。

 この試合は大量援護をもらい8回から登板した立石は打者4人に0安打2奪三振と好投。5大会連続で2回戦敗退を喫していたが、27年ぶりのベスト4進出を果たした。高校時代は大阪桐蔭履正社などを前に届かなかった全国の舞台。大学野球で「日本一」まであと2つのところまで来ている。

(記事:編集部)