福井工大が3時間半越えの激戦制しの4強入り 両軍合わせて30安打22四死球
5回に走者一掃の3点適時二塁打を放った尾堂吉郎(れいめい出身)
10日、全日本大学野球選手権の準々決勝、福井工大と名城大の一戦は、福井工大が17対6で名城大を下しベスト4進出を決めた。
福井工大は初回、4番・尾堂吉郎(れいめい出身)の適時打で先制に成功。その後も4回まで毎回1点を奪い4対0とリードした。
5回表には尾堂に3点適時二塁打が生まれるなど6得点を奪い10対1としリードを大きく広げた。
点差を縮めたい名城大は直後の5回裏に大川陽大(三重出身)の3ランで3点を返す。6回にも2点を奪い10対6と徐々に点差を縮めるも、9回に痛恨の7失点。9回裏に途中出場の藤田希和(福知山成美出身)に2ランで2点を返すも、終盤の失点が重かった。
試合時間は3時間半を越え、両軍合わせて30安打22四死球が生まれる激戦となった。