地方の逸材、さらに元プロの息子も伝統の門を叩く



履正社出身・関本勇輔選手

 また、甲子園に出場はしていないもののプロのスカウトからも注目されていた九州学院出身の牛島希も注目したい。通算25本を超えるホームランを放つ打撃など走攻守がハイレベルな選手として、将来チームの柱となり得る存在だ。

 そして最注目となる存在は、履正社出身・関本 勇輔選手だろう。履正社の時は2年生夏に甲子園優勝を経験すると、自分たちの代からは主将に就任。甲子園交流試合・星稜戦では、4番・捕手でスタメン出場。5打数2安打1打点。盗塁も3つ刺すなど、攻守にわたって存在感を発揮し続けた。

 大卒プロ入りへ、「1年生の間に1軍の中心となるのが絶対条件だと思うので、メンバーに入れるように頑張りたい」とコメントしており、プロ入りへ強い決意を持つ関本。春のリーグ戦での出場は叶わなかったが、片岡監督の目には「高い能力は持っているので、それをしっかりとアピールしてほしい」と潜在能力の高さが目立っているところだ。それをいかに練習、実戦の中でアピールしてベンチ入りを掴むかが、当面の課題となりそうだ。

 日本大学は2年後の2023年に創部100年の節目を迎える。その時には、今回紹介した選手たちは3年生。チームの中心選手として活躍をしなければならない時期であり、片岡監督世代として日本大学の未来を築いていく未来の担い手だ。今回紹介しなかった選手たち含め、6月21日から2日間に分けて開催される入れ替え戦次第では、秋は1部へ復帰する。そうなれば、1部リーグから東都デビューもあり得る新入生たち。伝統校・日本大学の復活を任された将来性高いルーキーたちから1人でも多く東都を沸かせてくれることを期待したい。

 また目標としている、秋の1部復帰と日本一のために入れ替え戦を勝ち抜くために新入生が力となることも楽しみにしたい。