二枚看板・島、金久保が高卒でプロ入り！2016年の東海大市原望洋ナインのその後
高校時代の金久保 優斗
戦国千葉で春1回、夏2回の甲子園出場を誇る東海大市原望洋。近年では2017年春に選抜出場を果たしているが、その前年、2016年の主力選手たちも実力のある選手が多かった。そこで今回は彼らのその後を紹介していく。
島 孝明（千葉ロッテ）2016年3位 現役引退
金久保 優斗（東京ヤクルト）2017年5位
高山 祐弥（東日本国際大）
倉石 匠己（中央大-JR東日本）
藤本 誠啓（国際武道大）
荒川 太一（東海大）
峯尾 京吾（國學院大-茨城トヨペット）
鯨井 祥敬（東海大）
この中では島 孝明、金久保 優斗の二枚看板がプロ入りを果たした。島は3年春の県大会で153キロを記録しドラフト候補に急浮上。U18日本代表にも選出され、2016年のドラフトで千葉ロッテに3位指名を受けプロ入りを果たした。しかしプロ入り後はイップスを発症するなど思うような投球ができず、昨年オフに戦力外通告を受け、わずか3年で現役を引退した。
そしてその翌年、金久保はエースで4番として秋季関東大会準優勝の成績でセンバツに出場へ牽引。2017年のドラフトで東京ヤクルトに5位指名を受け、同校から2年連続で高卒プロを輩出となった。プロ4年目の今季はすでに3勝をマークしており、ヤクルト若手注目株として飛躍が期待されている。
シュアな打撃が持ち味の鯨井 祥敬は”いぶし銀”としてU18日本代表に選出。プロ志望届は退出せずに東海大へ進み今年で大学ラストイヤーを迎えた。
中央大に進学した倉石 匠己はプロ入りした牧秀悟、五十幡 亮汰らとともにプレーし、自身もJR東日本で硬式野球を継続する。
金久保、倉石などまだ第一線で活躍を続ける2016年東海大市原望洋ナインの今後にも目が離せない。
（記事：編集部）
