打率.362!東北楽天の2年目・黒川史陽の打棒が驚異的
黒川 史陽(智辯和歌山出身)
佐々木朗希(大船渡出身)を筆頭に高卒2年目投手の躍動に沸く中、ファームでは東北楽天の2年目・黒川 史陽(智辯和歌山出身)が尋常ではない活躍を見せている。
25試合で、105打数38安打、3本塁打、23打点、打率.362と驚異的な打棒を見せているのだ。11二塁打を記録しており、長打率.552、出塁率.415とすべてにおいて高い数値を示している。オープンスタンスで懐が深い構えからどのコースでも打ち返せるポイントの広さが伺える。
高卒2年目の選手は1年目から二軍の成績が上げることが問われ、そこで一軍昇格のチャンスを掴んでいくというものだが、黒川は一軍の活躍を目指す立場。ここまで黒川は、一軍で、11試合で28打数4安打、打率,143に終わり、二軍降格の悔しさをしっかりと結果で表している。
驚異的な打棒を見れば、一軍昇格の機会は訪れるだろう。ぜひ、再昇格時は今の打棒を発揮してほしい。
(文=河嶋宗一)