東海大相模・大塚瑠晏に高校通算50本塁打を超える強打者も!18年ボーイズ日本代表の現在地
左から松本 龍哉、星 憂芽、大塚 瑠晏、毛利 海大
中学硬式で高校野球関係者、メディアから大きく注目されるのが、日本代表を経験した選手たちだ。中学硬式で目指せる代表チームは以下の通り。
・シニア日本代表
・ボーイズ日本代表
・侍ジャパンU-15代表
・ヤングリーグ台湾選抜
・ポニーリーグU-16代表
・NOMOJAPAN
その中で近年注目度が高まってきたのが侍JAPANが結成するU-15代表で、高校野球ドットコムでも現役球児の現在地を紹介した動画と記事を紹介してきたい。
今回はボーイズ日本代表の現在地を紹介したい。2020年は17年のボーイズ日本代表経験者5名が指名を受けた。
細川 凌平 内野(京都東山ボーイズ/智辯和歌山)北海道日本ハム4位
桑原 秀侍 投手(熊本中央ボーイズ/神村学園)ソフトバンク育成3位
仲三河 優太 投手(小山ボーイズ/大阪桐蔭)埼玉西武6位
井上 朋也 外野(生駒ボーイズ/花咲徳栄)ソフトバンク1位
上田 洸太朗 投手(高岡ボーイズ/享栄)中日育成2位
そして今年も楽しみな選手が多くいる。
荒井 駿也(東村山中央ボーイズ)慶應義塾
三輪 拓未(東京城南ボーイズ)常総学院
永井 龍樹(武蔵狭山ボーイズ)明秀学園日立
大塚 瑠晏(小山ボーイズ)東海大相模
松本 龍哉(郡山ボーイズ)盛岡大附
星 憂芽(小山ボーイズ)日大三
平口 寛人(愛知名港ボーイズ)愛工大名電
池田 惟音(菊川ボーイズ)静岡
宮下 隼輔(東海中央ボーイズ)大阪桐蔭
財原 光優(大阪東ボーイズ)明豊
高橋 令(紀州ボーイズ)智辯和歌山
南條 碧斗(京都南山城ボーイズ)報徳学園
早川 瞬(京都嵯峨野ボーイズ)龍谷大平安
藤原 夏暉(大阪和泉ボーイズ)大阪桐蔭
満田 悠生(広島廿日市ボーイズ)中京大中京
吉里 竜門(うるま東ボーイズ)健大高崎
松村 海李(熊本泗水ボーイズ)文徳
毛利 海大(鷹羽ボーイズ)福岡大大濠
まず東海大相模の大塚は一級品の遊撃守備を誇る超高校級ショートストップへ成長。甲子園で見せたスピードに驚かされた方も多いのではないだろうか。
同じ遊撃手では名門・常総学院の3番ショートとして活躍する大型遊撃手の三輪も巧打堅守の逸材で、関東大会ではスイング軌道もスムーズになり、対応力が高まっている。関東地区では吉里も好守備とパンチ力溢れる打撃で今年の健大高崎では欠かせない選手へ成長した。
遊撃手では大阪桐蔭の藤原選手も俊足巧打の遊撃手として、昨秋は7盗塁を記録している。
毛利は140キロ前後ながら伸びのある直球を武器に選抜で3試合で投げ、ベスト8進出に貢献。現在、リーグ5勝の早川隆久(木更津総合出身)の高校時代を思い出させるような投球フォーム、投球スタイルをしており、今年の高校生左腕でもトップクラスの実力を持った投手へ成長した。
明秀日立へ進んだ永井は高校通算20本塁打の長打力と投手としても140キロ前後の速球を投げ込み、また抜群のキャプテンシーで金沢監督から絶大な信頼を置かれている。
宮下も強力打線・大阪桐蔭のクリーンナップを務める強打の三塁手。打撃技術の高さと勝負強さを兼備し、さらにキレの良い動きを見せる三塁守備も光るものがある。
静岡に進んだ池田は名門の4番の座に座り、昨秋の県大会で本塁打を放つなど小柄ながら強烈な打球を飛ばす左の強打者だ。
財原は明豊に進み、主にリリーフとして登板し、選抜準優勝に貢献する力投を見せた。140キロ前後の速球とキレのあるスライダーを投げ分ける右のサイドハンドだ。
星も強打の日大三の主軸打者としてチームを牽引し強烈な打球を飛ばす左の強打者だ。松本は高校通算50本塁打を超える強打者へ成長。現在は強打の1番打者としてチームを牽引している。