五十幡、牧の一軍で活躍する中大コンビに目が離せない!
大学時代の牧秀悟、五十幡亮汰
1998年世代の投手、野手ともに人材豊富な世代だが、一大学から2人の優秀な野手を輩出したチームがある。それが中央大だ。
まず横浜DeNA2位の牧秀悟(松本第一出身)だ。開幕からスタメンの座を獲得し、46試合で、8本塁打27打点、打率.270。すでに196打席を経験しており、この経験値の高さは他の新人選手の中でも群を抜いている。大学時代の牧は他の野手と比較しても、別格の対応力を誇っていたが、やはり投手のレベルが別格のNPBでこの数字は素晴らしい。2ヶ月、一軍の打席に立て続け、結果を残すプレッシャーや疲労は想像を絶するものがある。それだけに牧はこの1年間やり通せただけでも称賛に値するだろう。
そして北海道日本ハム2位の五十幡亮汰(佐野日大出身)も同じくプロ入り。一軍に昇格してからの五十幡は持ち味のスピードを武器に存在感を示している。10試合で、31打数8安打、1本塁打3打点、二塁打、三塁打も1本ずつ、そして4盗塁をマークしている。盗塁時のタイム、一塁の駆け抜け、三塁打時のタイムで規格外の数字を叩き出しており、さらにプロ初本塁打も記録し、かなり楽しみな存在となっている。
中央大野手コンビは交流戦でもファンをわかせる活躍ができるか注目だ。