捕殺数、守備率ウエスタントップの土田龍空(近江出身)は今宮、坂本の高卒1年目を超える守備成績を叩き出せるか?
土田 龍空(近江出身)
今年の高卒野手で二軍ではあるが、異例の高パフォーマンスを見せているのが土田龍空(近江出身)だ。
打撃成績は30試合、1本塁打11打点、打率.222,二塁打、三塁打を2本ずつ記録し、3盗塁と走れる姿もアピール。高卒1年目としては及第点をあげられる。
それ以上に凄いのは、守備だ。28試合で38刺殺、69捕殺、失策2。捕殺数69、守備率.982はウエスタンリーグトップの数字。つまり107守備機会でわずか2つしかエラーがないのである。
ちなみにパ・リーグを代表する遊撃手・今宮健太(明豊出身)の1年目は78試合で116刺殺、208捕殺、失策19、守備率.945だった。また坂本勇人(光星学院出身)の1年目は70試合で97刺殺、201捕殺、失策13、守備率.958。土田が年間通して出場すれば、この2人としっかりと比較ができるが、この2人を超えることができるのではないだろうか。
現在、一軍の遊撃手は京田陽太(青森山田出身)がいる。京田の守備も素晴らしいものがあるが、いずれはこの京田を抜く機会が訪れるかもしれない。