多くの地区で春季大会が終わりを迎え、選抜から戦い抜いてきた出場32チームもひとまず練習に打ち込む時期に入ってきたチームもいる。そこで今回は出場32チームの6日時点での春季大会の戦績をまとめてみた。

 32校の中で結果を残しているのは具志川商になるだろう。九州大会からの登場だったが、福岡大大濠九州国際大付を倒しての初優勝。投打の柱・新川 俊介を軸に栄冠をつかんだチーム力は、21世紀枠とは思えぬ戦力だった。夏は興南をはじめ、強豪揃う沖縄県を勝ち抜いて、沖縄代表として甲子園に出場できるか楽しみだ。

 また選抜覇者・東海大相模も県大会を制して、山梨県で開催される関東大会の切符をつかんでいる。初戦の平塚学園戦では延長戦までもつれる接戦を演じたものの、強力な投手陣を駆使して6季連続で神奈川の頂点に立った。関東大会での戦いにも注目したい。

 その一方で、センバツ準優勝だった明豊は、九州大会準々決勝の福岡大大濠の前に敗れる結果になった。また選抜ベスト4の成績を残した中京大中京は、県大会準々決勝・星城の前に敗れている。エース・畔柳 亨丞は怪我からの復帰のために、県大会はサポートが中心となった。夏は万全な姿でマウンドに戻ってきてほしい。

 近畿地区の代表として選出された6校を含めた9チームは、地方大会の真っ只中。さらに北海仙台育英、そして柴田の3校はこれから大会を迎える予定。選抜からの成長した姿を発揮するのは今後と言うことになる。その他のチームも、これからの練習試合を経て1年生を含めた新戦力が加わって、夏の大会を迎えることになる。32校は夏の大会でどういった野球を見せてくれるのか。夏の地方大会まで32チームの戦いに目が離せない。