【関東】花咲徳栄vs浦和学院など埼玉、千葉、神奈川で決勝戦が開催!<4日の試合>
松田和真(花咲徳栄)、宮城誇南(浦和学院)
4日、関東地区では神奈川、千葉、埼玉で春季県大会の決勝戦が行われ、初の王者が決まる。3県全てで前日に準決勝が行われ連戦となる。関東の激戦区を制するのはどのチームだろうか。
【神奈川】
東海大相模は6季連続で決勝進出を果たした。各校が「打倒・東海大相模」を掲げる中、県大会の3回戦からの登場から神奈川を代表する強豪校を次々と返り討ちにしてきた。エースの石田 隼都はここまで初戦の平塚学園戦の救援登板1度のみで、そのほか大森 幹大、求 航太郎、石川 永稀、武井 京太郎、庄田 聡史と5投手で繋ぎ勝ち上がっている。打線も主将の大塚 瑠晏にも準決勝の最終打席で復帰後初安打となる会心の二塁打が生まれ、復調の兆しを見せている。
対する桐光学園は2019年秋以来の決勝進出。前回の相手も東海大相模で2対6で敗れている。エースの中嶋 太一や遊撃手の内囿 光人などは当時1年生で試合に出場しており、悔しさを知る。1年半越しのリベンジとなるか。
【埼玉】
昨秋は県3回戦敗退に終わった浦和学院は準決勝で昨秋王者の昌平に延長10回の逆転サヨナラ勝ちで決勝進出を果たし勢いに乗る。エースの宮城 誇南はここまで5試合全てで登板し(4試合先発)27イニングを投げ失点は昌平戦の3失点のみ、与四死球はわずか3と抜群の安定感を誇る。
一方、花咲徳栄も昨秋は県ベスト8で敗退。冬は徹底した打撃強化を図り、準決勝まで3試合連続で5回コールド勝ちとその成果を存分に発揮している。投手陣もこの春から背番号1を背負う松田 和真を筆頭に4試合で2失点のみにまとめている。両校とも全国制覇を経験している強豪同士の一戦には目が離せない。
【千葉】
千葉学芸は創部史上初の決勝進出を果たした。高校通算57本塁打を誇る主砲・有薗 直輝が打線を牽引する。一方、選抜出場の専大松戸は昨夏ぶりの県決勝進出。今春は背番号11の岡本 陸も主戦で登板しゲームを作っている。昨秋は県3位で選抜出場を果たした。今チーム初タイトルとなるか。